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母親はどうして子供の意見に反対するのか?

他人だから断ち切れる縁もある

それでは今回のご質問に戻りましょう。

今回のご質問者様はもう24歳。法的にも倫理的にも両親の庇護から抜け出して良い年齢で御座います。

しかし親、特に母親という生き物にとって子供の年齢など関係ありません。

アメリカの女優ジャネット・リーは「親にとって子供はいつまでも子供である。たとえ子供が白髪になっても」という言葉を残しましたが、まさにこの言葉の通りでしょう。

ご質問者様が24になろうが、30になろうが、40になろうが。

親にとってご質問者様は永遠に子供のままなのです。

ですので基本的に親、特に母親を説得しようとしても無意味でしょう。

親にとってご質問者様の意見は永遠に「子供の意見」なのです。親からすれば現実知らずで間違っている「子供の意見」を大人である自分が「大人の意見」で正すという構図でしかありませんので、基本的に意見が通ることはありません。

何歳になってもご質問者様のことが心配で、あの子はまだまだ子供だからと不安になる。

母親という生き物は基本的にこのような生き物なのです。

もちろん世の中には様々な親がいらっしゃいますので、このような思いだけとは限りませんが、親子という関係がこの世で最も面倒で厄介で強固な、しがらみであることは間違いありません。

親には親の立場があり、子供には子供の立場がある。

親だって子供がいつかは自分の元から巣立たなくてはならないということくらいは理解しているのです。しかし、理解しているからと言って、それが実行できるかと言えばまた別問題。

子供だって、いつかは親を振り切ってでも巣立たなくてはいけないということくらい理解しているのです。しかし、理解しているからと言って、それが実行できるかと言えばまた別問題。

親子という面倒で厄介で強固なしがらみを内部の力だけで断ち切ることは非常に難しいでしょう。

それではそのしがらみを断ち切るにはどうすれば良いのでしょうか?

これは先ほどの企業再建の時と同じです。

外部の力を借りるのです。

しがらみが何もない外部の人間であれば、ご質問者様とお母様のしがらみを無視して改革を行うことが出来るでしょう。

少なくともしがらみの渦中にいる当事者よりは自由かつ大胆に行動が出来るのは間違いありません。

それではその「外部の力」とは一体誰でしょうか?

言うまでもありません。

彼氏様です。

彼氏の親が文句を言ったら

親子というしがらみに縛られているご質問者様を救えるのは、そのしがらみと関係のない第三者しか存在しません。

そしてその資格を持ち、なおかつご質問者様を本気で救おうと思っている人間は、この世に彼氏様しかいないのです。

ですので彼氏様の力を借りましょう。

しがらみに縛られない第三者として、子供の巣立ちという改革を強引に進めることが出来るのは彼氏様しかおりません。

どうかご安心くださいませ。

彼氏様はきっと助けてくれます。

ご質問者様の前に立ち、母親を説得してくれることでしょう。

母親だって子供から言われれば「Yes」と言いにくいことでも、第三者から言われれば渋々「Yes」と言えることだってあるのです。

もちろん彼氏様が説得してもなお、お母様が首を縦に振らないこともあるでしょう。

ですがそんな時は、彼氏様がご質問者様の手を取り、母親の意思を無視して強引にしがらみを断ち切ってくれるはずです。

 

そんな大変な仕事を彼氏にお願いしても良いのか、と不安になる方もいらっしゃることでしょう。

ですがご安心くださいませ。

彼氏様が為さなければならない仕事と全く同じ仕事を、ご質問者様もしなければならないのです。

 

ご質問者様と彼氏様が同棲をするあたり、まだどちらもご両親の許可が取れていないということですが、もしも彼氏様の親が反対をしたら、ご質問者様はどういたしますか?

恋人が親子のしがらみに縛られて苦しんでいる時、救いの手を差し伸べ、そのしがらみを断ち切ることが出来るのは恋人しかいないのです。

そしてそれが出来ないような人間と結婚をしてはいけません。

それが出来ないような人間になってはいけません。



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