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タートルトークに学ぶ、コミュニケーションのテクニック

困った時のワイルドカード!

それではこのような質問を考えてみましょう。

 

「地上に上がれたら、どこに行きたいですか?」

クラッシュはその設定的に地上のことをほとんど知らないので、この質問に具体的な地名で応えることが出来ません。

ですので、こう言った質問はクラッシュ的に少々困るのですが、こういう時には

クラッシュ
愛知

と答えることでしょう。

そう、これまでのトークでクラッシュが用意していた2つのワイルドカード「人名(太郎)」「地名(愛知)」は、質問の回答に困った時や、話があまり盛り上がらなかった時に絶対にウケる鉄板のワイルドカードして使えるのです。

ワイルドカードの使い方

・色々と回答したものの、ちょっとウケが悪い時

クラッシュ
だよな、太郎?

・「地上に友達いるの?」などの地上の人物系の質問の時に

クラッシュ
おいおいおい〜〇〇は俺の友達じゃないのかぁい? それと、俺にはもう1人、大切な友達がいるんだぜぃ? な、太郎。

もちろんここにいるみんなも友達だ! お前たち、最高だぜ!

もちろんクラッシュは非常に頭が良いので、基本的にはその場で素晴らしい対応を考えていることと思いますが、万が一どうしても対応に困る質問が来た場合でも、これらのワイルドカードを使うことでその質問を受け流すことが出来るのです。

YouTubeにはタートルトークの動画がいくつも上がっておりますが、それらを見ていると時々こういったシーンを見つけることができます。

一見すると気がつきませんが、それらのシーンはクラッシュが少々困っているシーンなのかも知れません。

同じ単語を繰り返す!

クラッシュのテクニックを学んだところで、これを実際にどのように使うかということを考えてみましょう。

もちろんクラッシュと同じように、適当な誰かをイジることが出来れば簡単なのですが、それは立場が上位の人にしか出来ません。

下の立場の人間が上の立場をイジったら、それは空気を壊すネタになってしまうことでしょう。

 

それではクラッシュの使っていたテクニックを私たちが日常生活で使うためには、いったいどのように工夫をすれば良いのでしょうか?

それはズバリ、イジリの対象を「人」ではなく「物」にすれば良いのです。

お笑いの世界では「天丼」というのですが、同じネタを何度も何度も別のシーンで使うというのは、ほぼ確実に笑いが取れる鉄板のコミュニケーション手段で御座います。

例えば会話の中で「パンケーキ」が話題になったとしましょう。

そうしたら、その後の会話の中でもう一度「パンケーキ」というだけでそれなりに笑いを取ることが可能で御座います。

・今欲しいものってなに?→うーん……パンケーキかな?

・飲み屋で注文する時に→すいません、パンケーキありますか?

もちろんあまりにも多用をするとしつこくなってしまいますが、少なくとも2回目3回目程度であれば、安定して笑いを取れるネタになることでしょう。

それに日常の会話であれば、こういったキーワードはたくさん登場して来ますので、同じものを何度も何度も使う必要は御座いません。それまでの会話の中で出てきたワードを言っていれば、無限に天丼を使うことが出来るのです。

クラッシュが面白い最大の理由

クラッシュのコミュニケーション能力が高いことは間違いありませんが、実はその笑いもある程度は系統別に分けて技術としてマスターすることが可能で御座います。

話を強制的に終わらせる挨拶。

話題のワードを繰り返す天丼。

他にもあらゆるものを海の言葉に言い換える「言い換え」という技術や、真面目な回答をして急にふざける「緩急」という技術や、質問に対して質問で返す「逆質問」などもクラッシュは使うのですが、まずはこの2つのテクニックをマスターするだけで、コミュニケーション能力は格段に向上します。

 

さて、ここまではテクニックの話で御座いますが、最後に1つ。

テクニックだけではどうしようもないクラッシュの最大の武器を解説させて頂きましょう。

それは「ゲストが笑いに来ている」ということ。

そもそも観客は笑いたくてタートルトークに来ているのです。

笑いたい人を笑わすのと、笑いたくない人を笑わすのではその難易度は全く異なります。

ですので、もしも皆様が会話をしていて相手が笑わなかったら、それは皆様のスキルが低いのではなく、単純に相手に笑う気がないという可能性も十分にあるでしょう。

相手との会話が盛り上がらないのは、話し手である皆様だけの問題では御座いません。



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