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天才結婚詐欺師「木嶋佳苗」がモテる17の理由

モテ理由1 男を嫌いになることがない

私は愛した男性を嫌いになったことがない。十八歳以降の恋愛の終わりは、今交際している彼より、もっと好きになった人が出来たことが理由の全てだった。

「礼讃」より引用

木嶋佳苗氏の著書、礼讃の序章にはこのような一文が御座います。

「私は愛した男性を嫌いになったことがない」

これ彼女の本心なのかどうかは分かりませんが、本心かどうかはそこまで重要では御座いません。

重要なのは彼女がこのような考え方を本に書いたという事実なのです。

さて、男女の恋愛観を表現した言葉として「男は名前をつけて保存、女は上書き保存」というものが御座います。

もちろん全ての方がこの言葉に該当する訳では御座いませんが、このような傾向があるのは間違いないでしょう。

そしてこの考えの差は男性にある恐怖を植えつけてしまうのです。

どれだけ女性と愛し合ったとしても、その女性と別れることになれば自分はその女性の中から完全に消えてしまう。

それは男性にとって間違いなく恐怖なのです。

たとえ別れることになったとしても、一般的に男性は元カノのことを嫌いになったりはいたしません。

嫌いと言うと少々語弊があるかも知れませんが、次の恋愛に進むことになっても元カノとの恋愛を上書き保存で消してしまうことはあまりないと言えるでしょう。

しかし、女性は別れた男性のことを嫌いになっていることが非常に多いのです。それどころかまるでなかったかのように振舞うことも少なくありません。

これが男性は怖い。

人間は「無条件で自分を愛してくれる異性」を求めているのです。別れた瞬間に嫌われるような相手と恋愛などしたくはありません。

ですので、木嶋佳苗氏のような考え方を持っている女性は男性にとって非常に安心できる存在になるのでしょう。

たとえ別れることになったとしても、彼女は自分のことを嫌いになることはない。

それはもはや母。

男性にとって絶対に自分のことを見捨てない唯一の存在である母親の役割を木嶋佳苗も果たしているのです。

もちろんこれが木嶋佳苗死刑囚の本意かどうかは分かりませんが、彼女はそれを著書に記しているくらいですから、日常でもそのような振る舞いを意識していたことでしょう。

彼女がどう思っているかは重要ではなく、男性から彼女がどのように見えたかということこそが重要なのです。

ポイント

絶対に裏切らない(ように見える)存在になる

モテ理由2 相手の心に踏み込む

「うん。小学校のときは共学だったけど、中高一貫教育の男子校に入ったから、今は男だけ」

「へえ。男子校って珍しいわね。根岸君が自分で男子校に入りたいって決めたの?」

「親と相談してね。雅也でいいよ」

「礼讃」より引用 雅也とかなえの会話

「雅也君はどこから来たの?」

真由ちゃんは積極的だった。

「俺は東京」

「私はニューヨークに住んでいるけど、三年前まで東京にいたの」

「へえ」

「東京のどの辺り?私は赤坂に今もマンションがあるの」

「礼讃」より引用 雅也と真由の会話

木嶋佳苗は小学生の頃に「雅也」という男性と出会いました。

木嶋氏の小学生時代のエピソードの中にはコナン君もびっくりなレベルの「こんな小学生がいてたまるか」とツッコミたくなるエピソードも多いのですが、その点は一旦気にしないでおきましょう。

さて、先ほど引用させて頂いた2つの文章は木嶋佳苗氏とその友人の真由が雅也少年と会話をしているシーンなのですが、この2つを比較すると木嶋佳苗氏の会話力の高さが見えてきます。

真由は雅也が「俺は東京」と言った後に「私はニューヨークに住んでいるけど、三年前まで東京にいたの」というように、自分の会話を展開しています。

一方で木嶋佳苗氏は雅也が「自分は男子校に通っている」と言った後に「それは自分で決めたの?」と相手の話を展開しているのがお分かり頂けるでしょう。

雅也少年の心理を聞く木嶋佳苗と、自分のステータスを自慢する真由。

この後、雅也少年がどちらの女性に心を開いたかはいうまでもありません。

よく「女性は共感を求める生き物」と言いますが、男性だって共感を求めているのです。

そして共感とは自分の考えや心理を聞いてもらうことに他なりません。

ですので木嶋佳苗のように、早い段階で相手の考えや心理に踏み込んで質問をするというのはモテる上で非常に重要なことなのです。

ポイント

相手の考えや心理を質問する

モテ理由3 気軽に好意を告げる

「どう?中学生の雅也君から見たヤマザトは?」

「ヤマザトについてはわからないけど、花奈ちゃんと出会えただけで、参加して良かったと思ってるよ」

中略

「私も、雅也君と会えて嬉しいと思っているの。本当よ」

礼讃より引用

雅也と木嶋佳苗は急速にその関係を接近させました。

なんと木嶋佳苗氏がいうには、出会ったその日に雅也と佳苗はこのような会話をしているのです。

いくらなんでもこんなマセた小学生がいてたまるか、とも思いますが一旦そこには目を瞑りましょう。

ここで重要なのは雅也の「出会えただけでよかった」という発言に対しての、木嶋佳苗の返事で御座います。

「私も、雅也君と会えて嬉しいと思っているの。本当よ」

この言葉が本心かどうかは分かりませんが、男性に対してこのように明確に好意を告げる女性は極めて少ないのです。

女性が相手の好意が本物か不安になるように、男性もまた女性が自分に好意を持っているか不安になるものでしょう。

ですのでこのようにしっかりと好意を伝えてくれる女性は、男性からすると非常に安心できる存在になるのです。

「気軽に好意を伝えたら軽い女と思われる」というのは、失礼ながら女性の見栄でしかありません。

モテることだけを考えるのであれば、木嶋佳苗のように気軽に好意を伝えた方が間違いなく良いのです。

ポイント

気軽に好意を告げる

モテ理由4 男性に教える

「人工的なんだな」と、雅也君がぽつりと言った。

「人工授精なんだもの。神秘的ってわけにはいかないわよ」と、私は笑った。

「ヤマザトのようなところは、種雄牛を飼って雌牛がいる牧場にストローを輸送して自前で賄えるだろうけれど、普通の酪農家はストローを買うのよ。一本千円もあれば買えるわよ。どんなに高くたって二万円超えることはないそうよ」

礼讃より引用

私は、あの島が国後、こっちが択捉、あれが歯舞、色丹と指を差して説明した。

礼讃より引用

礼讃の中には木嶋佳苗が男性に何かを教えるシーンが多数存在します。

「種雄牛(しゅゆうぎゅう)なんて言葉を知っている小学生がいてたまるか」という気持ちになりますが、そこにはまたまた一旦目を瞑りましょう。

さて、人工授精の話は当時小学生であった木嶋佳苗と中学生の雅也の会話であり、もう1つの北方四島の話は高校生の木嶋佳苗と37歳の彼氏の会話らしいのですが、そのどちらも自分より年上の男性に対して彼女は知識を教えているのです。

中学生の雅也は3、4歳程度の差なので彼女が教えるのもそこまで違和感はありません。

ですが、37歳の彼氏とは倍以上年齢が離れているのです。

普通の女性であれば、それほど年上の男性に対して何かを教えようとは思わないことでしょう。

確かに無駄なプライドのせいで、女性から何かを教わることに嫌悪感を示す男性はいらっしゃいます。

しかし、まともな男性の多くは女性から何かを教わることにある種の母性を感じると言えるでしょう。

ポイント

知識を教える

モテ理由5 議論が出来る

「ヤマザトの女性が妊娠して出産予定日が近くなると、診療所のある三重県の施設に移って出産するんだよ」

雅也君がそう教えてくれた。

「施設に診療所があるなんて。医療まで整っていたら、施設の外に出る必要がないわね」

中略

ヤマザトは果たして楽園なのか。私と雅也君は膝を突き合わせて語り合った。

男性と議論が出来る女性は決して多くありません。

ハーマイオニー役でお馴染みのエマワトソンさんは「女の子がやってはいけない一番悲しいことは、男性の為に頭の悪いふりをすることです」という言葉を残しましたが、彼女の懸念通り多くの女性は男性の前で「頭の悪いふり」をしてしまうのです。

そのため男性と議論をすることを避け、男性の意見に同意をしてしまうことが多いのでしょう。

もちろんこのような対応が必ずしも悪いとは言いませんが、男性は議論が出来る女性を求めているのもまた事実なのです。

そしてここが難しいのですが、男性が考える「議論が出来る女性」というのは「男性に分かりやすい言葉」を使うことが出来る女性のことなのです。

つまりたとえ議論が出来る能力を持っていたとしても、男性が理解できる言葉を使えない女性は男性から「議論ができる」と思ってもらうことは出来ません。

ポイント

(男性語で)自分の意見をぶつけて議論をする

モテ理由6 馴れ合いをしない

三人で仲良くできたら良いだろうけれど、私自身、他人と寄り添うこが苦手だったし、友達というのは自然になるもので無理に作るのはおかしいと思っていたから、雅也君と真由ちゃんの間に入って仲をとりなすことはしなかった。

女子生徒はかつてない厳しい就職戦線に晒されていたというが、就職組の生徒の事情は私にとっては他人事でしかなかった。

木嶋佳苗の著書の中に、女性の友人の話はほとんど登場致しません。

たまに登場したとしても、この引用のように基本的に無関心なのです。たまに女性と仲良くすることも御座いますが、自分の意見を曲げてまで女性と仲良くするようなことは御座いません。

もちろん女性同士の関係も重要で御座いますので、木嶋佳苗のように女友達に興味を示さないということをオススメはしませんが、女性が恋をするための最大の障害の1つが女友達であることもまた事実でしょう。

木嶋はそれをこのように語っています。

自分が男性から選ばれ、他の女性より有利な立場になることと、周囲から浮かず、同じ立場でいることは両立しない。

礼讃より引用

木嶋の考えは極端にしても、女友達に気を使いすぎているとモテなくなってしまうのもまた間違い無いでしょう。

ポイント

女性の輪を気にしすぎない

モテ理由7 人に頼むことが出来る

木嶋佳苗はとにかく男性に頼みごとをします。

例えば先ほど登場した雅也君など、もはや木嶋のパシリのような存在と言えるでしょう。

雅也と木嶋が出会ってから10年ほど、雅也は木嶋の頼みごとを聴き続けています。

その年、ニッポン放送で『仲村トオルの待たせてゴメン』という帯番組が始まった。仲村トオルは月曜から木曜まで十分の担当だったが、私は雅也君に録音を頼み、一週間ごとにテープを郵送してもらい、聴いていた。なぜなら、私が二十時に寝てしまうからだ。

まずはラジオの録音。当時木嶋は北海道に住んでいて、雅也は東京に住んでいました。

それほど遠くに住んでいる相手に録音させてテープを郵送させるなんてとんでもないお願いでしょう。

「自分で録音しろ!」と言いたくなりそうなもので御座います。

私ね、もう疲れて歩けないのよ。東京駅の長い連絡通路のこと考えたら倒れちゃいそう。迎えに来てほしいの。

それから約10年後。木嶋が社会人になっても雅也との関係は変わりません。

もはや雅也君は完全なるアッシーで御座います。

さて、木嶋が男性に頼みごとをするエピソードはたくさんあるのですが、木嶋の凄いところは「自分で出来るであろうこと」も平気で人にお願いをしてしまうところでしょう。

富士銀行は紙を貼るタイプの掲示板だったので、雅也君にパソコンでちらしを作ってもらった。

木嶋は雅也にパソコンでチラシを作るようにお願いするのですが、木嶋は1980年代からパソコン通信をしている女性で御座います。

windows95すら発売されていない時代からパソコンをやっている木嶋がチラシを作れないなんていうことはまずあり得ません。

しかしそれすらも木嶋は雅也君に頼んでしまうのです。

ここで重要なのは木嶋が雅也君を選んだ理由でしょう。

雅也は木嶋と同じくパソコンに明るかった青年です。つまり木嶋は「雅也の得意分野」のお願いをしているのです。

男性は女性に頼られることが好きな生き物で御座いますが、さすがに自分の苦手分野をお願いされたら面倒と思わずにはいられません。

ですので木嶋は「相手が得意なこと」をお願いしているのです。

これはもはや木嶋がお願いしているというよりも、雅也のために木嶋が「お願いしてあげている」とすら言えるでしょう。

ポイント

相手が得意なことを頼む

モテ理由8 会話にネタを入れることが出来る

とりあえず、と父は「たくぎん」の袋に入れた十万円を祖母に手渡した。

木嶋佳苗は大学受験の前に祖母の家に引越しをするのですが、これはその引越しの際に父が祖母にお金を渡すシーンで御座います。

このシーンには木嶋佳苗がモテる理由が隠されているのですが、皆様はお分かりになるでしょうか?

ポイントはズバリ「たくぎん」

「たくぎん」というのは北海道拓殖銀行のことなのですが、先ほどの文章において「たくぎん」の4文字は不要だったと言えるでしょう。

とりあえず、と父は十万円を祖母に手渡した。

これでも文章の内容は十分に成立しているのです。

そもそもこの本が出版されたのは2016年。木嶋佳苗はすでに40を超えているのです。

それなのに高校生の頃に父が祖母に渡した封筒に書かれていた銀行名を覚えているというのはあまりにもおかしいでしょう。

百歩譲って父が祖母に封筒を渡したことを覚えていたとしても、その封筒に書かれていた銀行名を覚えているとは思えません。

ですのでこの「たくぎん」という一文は彼女の記憶ではなく、彼女が文章を書く際に追加した一文でしょう。

さて、それでは木嶋佳苗は一体なぜ「たくぎん」という一文を意図的に追加したのでしょうか?

もちろん木嶋佳苗は北海道の出身ですので、北海道拓殖銀行に馴染みがあったのは間違い無いでしょう。

しかし、それをわざわざ追加したのは北海道拓殖銀行がその後どのような運営を辿ったのかということが重要になってくると思います。

実は北海道拓殖銀行は1998年にバブル崩壊の煽りを受けて倒産してしまいました。

ですので2016年に出版されたこの本に「たくぎん」という単語を書くと、当時を知る40代以上の方は

 

「お、たくぎんだ!懐かしいなぁ」

 

となるのです。

もしもこれが三菱とか住友という銀行名ですと、今でも存在する名前なので「懐かしさ」を感じることが出来ません。

すでに無くなってしまった「たくぎん」だからこそ、読者に懐かしさを感じさせることが出来るのです。

このように木嶋佳苗の書いた「礼讃」の中には「懐かしい!」と言いたくなるような部分がたくさん存在するのです。

ティム・バーナーズ=リーが世界初のWorldWideWebサイトを開発した一九九一年の夏休み、私は昨年同様、大学受験指導センターの夏期講習を受けることになっていた。

海部俊樹首相が退陣し、宮澤喜一内閣が発足した十一月、私は一七歳になった。

2ちゃんねるの玉石混合、虚実入り交じった情報の嘘を見抜ける人はそう多くないだろう。そういう人でない限り、あの手の掲示板を使うのは難しい、と思った。

「ティム・バーナーズ=リー」

「海部俊樹」

「宮澤喜一」

「2ちゃんねる」

「西村博之」

「嘘を嘘と見抜けないとインターネットを使うのは難しい」

このように「知ってる人は面白い」というネタを木嶋佳苗は頻繁に行なっているのです。

しかもここで紹介したものでもお分かり頂けるように、そのほとんどが「男性が喜びそうなもの」であると言えるでしょう。

ポイント

パロディネタが出来る

モテ理由9 フランクに接することが出来る

「これはね、おばあちゃんが着ていたセーターをほどいた毛糸で編んでくれたのよ」

私はもう、彼に対して祖母という言葉を使わず会話をするようになっていた。

これは木嶋佳苗と彼氏の会話で御座います。

一見するとそこまで違和感の無い会話ですが、この時の木嶋佳苗と彼氏の年齢を知ると物凄く違和感を覚えることでしょう。

木嶋佳苗 16歳

彼氏 32歳(自称)

32歳が16歳の女性を口説くのもどうかと思いますが、自分の倍の32歳の男性にこれだけ平然とフランクに喋ることが出来る16歳も異常でしょう。

木嶋佳苗が普段どのように男性と会話をしていたのかは分かりませんが、少なくとも彼女の著書を信じるのであれば、彼女は自分より2、3上の男性にはもちろん、10や20上の男性に対してもかなりフランクに対応しているのです。

男性は一般的により自分に対してフランクな女性に対して好意を抱くので、彼女のようにフランクに対応するのは非常に効果的でしょう。

特に50、60の男性に対してフランクな対応が出来る女性は極めて珍しいので、恋愛戦争においてかなり優位に立てるのは間違いありません。

あのね、地吹雪が起きたら一寸先も見えなくて呼吸するのも大変なのに、どうやって電話を探すのよ。

また、彼女はフランクなだけではなく年上の男性に対してもこのようにちょっと小馬鹿にしたような発言をすることもあるのです。

ある程度以上の年齢になった男性は、基本的に日常生活でちょっと小馬鹿にされるような対応を取られることが御座いません。

しかし人間は誰でも「人を支配したい」というS的な欲求と、「人に支配されたい」というM的な欲求の両方を持ち合わせているので、このように「自分のことを小馬鹿にしてくれる人」というのは非常に貴重であると言えるでしょう。

ポイント

年上の相手でもフランクに接する、ついでにちょっとイジる

モテ理由10 異常な記憶力

佳苗氏の文章の中には、いくつも本当にそんなことを覚えているのか?」という箇所が存在します。

先ほどの「たくぎん」の件もそうですが、それ以外にも

「わ」ナンバーのクラウンに乗り込む姿を見られてしまったけれど

「富ヶ谷と言えば、オープンして間もないハンバーガー屋があるんだ。そこで休憩しよう」

というように20年以上も前の会話なのに、信じられないほど正確に覚えているのです。

いくらなんでも20年以上前の会話を正確に覚えているとは到底思えないのですが、彼女のすごいところはこれらの発言が時代的に整合性がきちんと取れていることでしょう。

例えば「オープンして間もないハンバーガー屋」という一節が御座いましたが、彼女の年齢から計算すると確かにその時期に富ヶ谷にはフレッシュネスバーガーの1号店がオープンしているのです。

もちろん本に書いてある会話の全てを記憶しているとは思えないのですが、彼女が尋常ではない記憶力を持っていることは間違い無いでしょう。

記憶力はそれ単体ではモテる能力では御座いません。

しかし、過去のちょっとした発言や行動という情報を活用することはモテる能力であると言えるでしょう。

ポイント

過去の細かいことを覚えている

モテ理由11 アグレッシブ

木嶋佳苗は非常に多くの趣味を持っています。

ピアノ・落語・能楽・茶道・釣り・競馬・ギャンブルなどなど。

もちろんこの中にはそこまで好きでは無い趣味もあることでしょう。

しかし、彼女の趣味がここまで多いのは「彼女が極めてアグレシッブだったから」で御座います。

男性から何かに誘われた時、彼女は基本的にOKを出しているのです。

「釣り行かない?」

「落語を見に行かない?」

「香道をやらない?」

こういった誘いをされた時に、彼女は「楽しそう!」と言って簡単に誘いに乗ってしまっています。

時には誘いに乗った結果「あれは私には合わない」と言うこともあるのですが、少なくとも1度やってみるというアグレッシブさは発揮していると言えるでしょう。

このように何にでも前向きに考えてくれる女性は、男性目線で見ると非常に誘いやすい女性に他なりません。

「やったことないからなぁ……」と否定する女性の場合、せっかく誘ったのに拒否されることも御座いますが、彼女のように「やったことないからとりあえずOK」という女性は、男性目線では拒否される可能性が低い女性に見えるでしょう。

ポイント

「とりあえずOK」の精神

モテ理由12 願望を口にできる

「まだ時間あるけど、行きたい所ある?」と、聴かれたので「美味しいパン屋さん」と、間髪を容れずに私は答えた。

木嶋佳苗は男性から「何がいい?」という質問を受けた時に、基本的に即答をしています。

しかも「美味しいパン屋さん」のように、その内容は抽象的すぎず具体的すぎないものばかり。

このような返事は男性から見ると非常に助かる返事であると言えるでしょう。

もしも彼女が「美味しいもの!」というように抽象的すぎる要求をしたら、男性は候補が多すぎて選ぶことが出来ません。

一方で「〇〇市にある◇◇というパン屋」というように具体的すぎる要求をしてしまうと、男性は「俺が彼女のために選んであげた」という満足感を得ることが出来ないでしょう。

ですので「美味しいパン屋さん」というような「具体的すぎず、抽象的すぎない要求」は男性にとって非常に助かる返事なのです。

ポイント

「あれがしたい」「これがしたい」と言える

モテ理由13 わがまま

モテテク12の「願望を口にできる」にも近いのですが、木嶋佳苗は基本的に物凄くワガママな立ち振る舞いをしています。

しかし、彼女の行動を見ていると彼女はワガママなのではなく男性から「あの子はワガママだよね笑」と言われる行動を取っていると言えるでしょう。

「わがままな女性」と「わがままだよね笑と言って貰える女性」の差が何かといえば、これは2つ御座います。

1つ目は気分。

わがままな女性は自分の要求が通らないと不機嫌になりますが、わがまま笑と言ってもらえる女性は不機嫌になりません。

2つ目は目的。

わがままな女性は男性を困らせるためにワガママを言いますが、わがまま(笑)と言ってもらえる女性は自分がやりたいからワガママを言っています。

 

モテテク7の「人に頼める」もそうなのですが、男性に色々と要求をするということはモテるために必要な重要な要素でしょう。

それが行きすぎてワガママになってしまうと男性は引きますが、ワガママ(笑)であれば男性から歓迎される女性になるのです。

ポイント

わがまま(笑)

モテ理由14 人を調べる

小沢さんが紹介してくれる男性から名刺を貰うたびに、会社四季報で調べるのが習慣になった。

木嶋佳苗は若い頃に様々な会社の社長と会うことが多かったようなのですが、彼女はその際に会社四季報で相手のことを調べていたそうです。

相手について調べることは恋愛の基本。

相手の企業のことが分かれば「仕事」という男性が最も好きな話題に入ることもできるのです。

ホリエモンこと堀江貴文さんも、人と会う前にはその人のことをウィキペディアで調べるそうなのですが、相手に関する知識があるとないでは会話の広がりに大きな差が出るのは間違いありません。

 

「合コンに参加しているくせに四季報すら読み込んでいないのか?」

これはとある動画の名言で御座いますが、人からモテるという意味ではあながち間違った言葉でも御座いません。

↑その名言が登場する動画。就活生と婚活女子は必見。

ポイント

相手の背景を調べる

モテ理由15 男性寄りの趣味

木嶋佳苗は小学生の頃にパソコン通信と出会い、その後は祖父の影響もあり競馬にはまったそうです。

もちろん彼女にはこれ以外にも趣味はあったことでしょうが、彼女の趣味の多くは「男性に人気のある趣味」だったのは間違いありません。

彼女はこれらの「男性人気のある趣味」を通じて多くの男性に出会っているのですが、やはり男性が多い趣味を持つというのはモテるために有効に働くのは間違いないでしょう。

ポイント

男性が好きな話題ができる

モテ理由16 女嫌い

モテテクその6では「女性の輪を気にしない」と書かせて頂きましたが、木嶋佳苗は女性の輪を気にしないのは当然として、もはや女性嫌いとしか取れないような行動も非常に多く取っているのです。

彼女が本当に女嫌いなのかどうかは著書だけでは判断が出来ませんが、少なくとも彼女が著書で「女嫌い」を匂わせる内容を多く書いているのは事実。

ですので日常生活でも「女嫌い感」を出して行動していたことでしょう。

さて、それでは「女嫌い」であることは一体どうして彼女のモテへと繋がったのでしょうか?

そもそも多くの男性は女性のことを「陰湿で腹黒な生き物である」と考えています。

これが事実かどうかは重要では御座いません。

男性がそのように考えているということこそが重要なのです。

ですので男性は「私は女の子の陰湿なところは苦手なんだよね」という考えに共感してくれる女性を好みます。

もちろん「自称サバサバ系」のような口だけ女は男性にも見抜かれてしまうのですが、木嶋佳苗のように本当に女性とロクに交流を持たないような女性は男性からも信用してもらえることでしょう。

ポイント

女性のような陰湿さがない(ように振る舞える)

モテ理由17 極めて明確な差別主義

「美穂はもう中学生なのだから、父親がトイレや風呂のことを教えられないだろう。それは女親の役目だ」

もっともだと思った。

デートで女性にお金を出させる男性はマナー違反だと思っているし、割り勘というシステムなぞもっての外である

木嶋佳苗は明確な差別主義者でしょう。

もちろん彼女の本心は分かりませんが、彼女が「男と女はその役割が違う」と書いていることは間違いないでしょう。

私はここで男女平等の是非を語るつもりは御座いません。

ただ今この瞬間どちらの女性の方がモテるかと言えば、それは間違いなく木嶋佳苗のように「男と女は役割が違う」と主張する女性で御座います。

ポイント

男性が得をする考え方をしている

平成最悪の悪女

悪女はモテなくてはなりません。

悪女はモテるのではなく、モテなくては悪女になれないのです。

モテない悪女は、悪女ではなくただの嫌われ者。

平成の悪女と呼ばれた彼女は間違いなくモテたことでしょう。

木嶋佳苗

平成最悪の悪女と呼ばれた彼女の書いた本には、彼女が悪女になり得た秘訣がふんだんに盛り込まれているのです。

ここで彼女の著書の中から3つの文章をご紹介させて頂きましょう。

世の中の女性たちは女同士の付き合いにかまけて、男性を大切にすることを忘れてしまったのだろうか。

どんな意気がってる男性でも、心の底には抑圧された弱さと甘えがある。そこをさりげなく刺激し、優しく汲み取ってあげるのが女性の役目だと思い、私は男性に接してきた。

自分が男性から選ばれ、他の女性より有利な立場になることと、周囲から浮かず、同じ立場でいることは両立しない。

仕事をして、お金を稼ぎ、自立し、社会的地位や権力を持っている女性は立派だと思う。しかし、それらは男らしさの魅力にはなっても、恋愛対象としての女性には武器にならないのではないだろうか。

中略

女子がモテる要素に、仕事が出来るという項目はないに等しい。愛される条件に、仕事やお金はない。男性に縁がない女性は、そこを見誤っているのではないだろうか。

これらが彼女の本心かどうかは分かりません。

しかし、彼女が著書にこれらの言葉を記したという事実は間違い無いのです。

礼讃

木嶋佳苗の著書「礼讃」

この本の中には男性にモテるためのテクニックがたくさん盛り込まれています。

ですので恋愛にお悩みの女性には是非ともこの本をオススメさせて頂きたいのですが、最後に1つだけ皆様にお伝えしたいことが御座います。

礼讃を読もうとお考えの方は、是非とも礼讃を読んだ後にこの次のページをお読みくださいませ。

平成最悪の悪女と呼ばれた女性の底知れぬ恐ろしさは、まだ終わっていないのです。

むしろここまでは序章。

彼女がモテる真の理由は、ここからなのです。

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