どうして「長く付き合う」ことが良いのか

【ご質問】

世間一般で長く交際が続いた方が良いとされるのは何故なのでしょうか?

 



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【回答】

ご質問誠に有難う御座います。

人類文化研究的なことをしているわけではないのですが、私なりの答えをお話しさせて頂ければと思います。

交際が長く続いた方が良いとされる理由ですが、これは大きく分けて3つの理由があるのではないかと考えております。

1つ目の理由 トラブル防止

恋愛にトラブルは付き物ですし、トラブルが1つも起きない恋愛が楽しいものだとは私にはとても思えません。もちろんあまりにも大きすぎるトラブルはともかくとして、ちょっとした三角関係や嫉妬なんかは恋愛に置ける重要なスパイスだとすら言えるでしょう。

というのはその恋愛の当事者の意見。

第三者からすれば、人の恋愛が楽しいかどうかなんてことはどうでもよく、ただただ余計なトラブルを起こして欲しくない、というのが本音でしょう。

今日の東京のような大都会であればまだしも、人口が100人くらいしかいない村で、そんなしょっちゅう恋愛のトラブルが発生していたら、当事者以外はたまったものではありません。

このようなトラブルを防止するとしたら「結婚など関係なく、好き勝手セックスしてOK。」な乱婚制にするか「男女一組を夫婦とする。決まったらちょっかいを出してはいけない」という結婚制にするしかないでしょう。
また結婚制にする場合、頻繁に離婚をされていたら、やはりトラブルは発生します。第三者からすればたまったものではないので、極端な話になれば「離婚は認めない」という文化になったのだと思います。

2つ目の理由 エネルギーの安定供給

例えばここに100人の男がいたとします。

男は1人あたり3人分の食べ物を生産することが出来たとしましょう。すると合計で300人分の食べ物を生産することが可能になります。

この100人の男に対して、女が100人、子供も100人であれば食べ物の量は足りております。しかし、量が足りているからと言って、それが均一に行き渡るかといえば別問題。

娼婦が人類最古の職業と言われる理由もおそらくはここにあるのだと思います。

特に妊娠中などは、女性の生産力は極端に減少するので、男性から食料を入手しなければなりません。

ここで男性1人が女性1人に対応していれば全ての女性に均等に(多少の差こそあれ)行き渡るものの、何も制度がなければ複数人の男性から食料提供される女性が現れるのは目に見えています。

すると食料供給を得られなかった女性は死ぬことになるのですが、これではその集団の活力が減少するのは明らか。これを防止するためには「集落の男全員で、全ての女性を養う」という発想の共産制にするか、1対1の結婚制を採用するしかありません。この場合で結婚制を採用した場合でも、ポンポン離婚でもされていたらその期間中に女性が死ぬので、長い付き合いが推奨されたことでしょう。

3つ目の理由 遺伝子の多様化。

私は結婚のことを「モテない男のための制度」と呼ぶことが御座います。どういう意味かと言えば「一夫一妻制で最も得をするのはモテない男」だということ。逆に一番損をするのが「モテる男」であり、どちらかと言えば得をするのが女性で御座います。

さて「男たる者の最大の快楽は敵を撃滅し、駆逐し、財物を奪い、その敵の親しい者たちが嘆き悲しむのを眺め、その敵の馬に跨り、その敵の妻と娘を犯すこと」というとんでもない名言でおなじみの元の王様チンギスハン。彼が私たちが今で言うところの「モテ男」だったかどうかは分かりませんが、たくさんの女性をものにできる、と言う意味では間違いなく「モテ男」で御座いました。具体的に何人の子供を残したかは分からないものの、一説には70億人いる人間の中で1600万人が彼の子孫だと言うのですから、彼が作った子供の多さが分かります。

つまり簡単かつ露骨にいうと、結婚制度を設けて「モテる男がセックスできる女性の数」に制限をかけないと、彼らは際限なく自分のDNAを撒き散らしてしまうのです。これはチンギスハンのように「敵をぶっ殺して、その国女を全員犯せ!」という話ではもちろん、単純にモテすぎてDNAを撒き散らすという場合もあったことでしょう。

例えば男性100人女性100人の村があったとします。この村には「結婚」という制度がなく、好きな人と子孫を作る、と考えると、おそらくトップ5人くらいの男性に90人くらいの女性の好みが集中することでしょう。

すると残りの95人の男性たちは10人の女性を奪い合わなくてはいけません。当然ですが、85人の男性は1人の女性ともセックスをすることなく死んでいきます。

この方法はある意味で優生学的な発想に近く、極めて短いスパンで見れば正しい側面も御座います。しかし同時に優秀な遺伝子を多く残すと言うこの発想は、種の多様性という観点から極めて脆弱な種族を誕生させてしまうことも事実。

と、そんな難しい話を昔の人が分かっていたとは思いませんが、ものすごくモテる男が女の子をみんなかっさらってしまったら、そりゃあ他の男は「お前はもう手を出すな!」と禁止するでしょう。そうしないと自分の元に女の子が巡って来ないのですから当然です。

この場合でもそのモテる男がポンポン付き合う相手を変えていたら、遺伝子をばら撒かせない、という目的に反してしまうので長く付き合うことが良いと言われるのも納得できます。

以上の3つの理由が「長く付き合った方がいい」という文化が根付いた理由であると私は考えております。
ただし以上の3つの問題は「誰かれ構わずセックスする」という乱婚制でもある程度解決できる問題であるのも事実でしょう。

その点で考えると「比較的、性に対して寛容なスタンス」で問題を解決していたのが日本の文化であったと私は思います。夜這いなどはその典型例ですが、この国の文化は基本的に性に奔放ですし、日本が本格的に一夫一妻制になった時期など本当にわずかな期間に過ぎません。なお、この傾向は日本だけではなく東南アジア諸国にも比較的見られる傾向です。

一方で厳格な一夫一妻制度でこの問題と向き合ったのがキリスト教。

私は別段どちらが優れているとか正しいという話をするつもりは御座いません。

どちらも目的は同じであったのだと思います。
「恋のゴタゴタで余計なトラブルを生みたくない」「子供に食料を安定供給したい」「1人の遺伝子を極端に増やしたくない」という問題を解決するために、かたや「一夫一妻」かたや「乱婚」という制度を作ったのでしょう。

その根本にはどちらにも「人間という種を存続させる」という思いがあったことと思います。

しかし、元々は比較的いい加減に管理することで問題を解決していた日本も、西洋のキリスト文明が軍事力や科学力で圧倒的に優れていたことから文化を取り入れ、西洋化していきます。この流れの中で一夫一妻制も取り入れられ、同時に「1人のパートナーと、生涯を共にすることが正しい」という価値観も取り入れられました。

こう伝えると、西洋の価値観は素晴らしいと感じるかもしれませんが、それまでの日本の価値観を簡単に説明すると「2人に限らず、みんなで共に生きることが正しい」という神道の産霊(むすび)という概念であったことを考えるとどちらが正しいとも言い難いと私は思います。

数ある思想の中で、たまたま「一夫一妻制(かつ離婚はダメ)」という文化を持つ国が戦争に勝った。

そんな風に結論づけることができるかもしれません。

 

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