イケメンの方が希少種
街を歩いて、まるで芸能人かのような美人とすれ違うことがあるでしょうか。
東京を歩いていると10分に1人くらい芸能人かのような美人とすれ違うような気がします。
また芸能人とまではいかないにしても、振り向きたくなるような美人は街を2、3分に1人くらいは出会うことでしょう。
一方で男性の場合はどうでしょうか?
街を歩いていて芸能人レベルの美形とすれ違うことは非常に稀でしょう。
少なくとも今、私が池袋を30分歩いた限りでは芸能人レベルの美形男性は1人もおりませんでした。
もちろん読者モデルレベルの美形であればそこそこ出会いますが、それでも綺麗な女性ほどはすれ違いません。
これはあくまでも私の感覚の話で御座いますが、皆様もそれなりに共感できるお話ではないでしょうか?
もちろん私が男なので、美人を見つける可能性の方が高いということはあるでしょう。しかしおそらく女性の方でも「イケメン」よりも「美人」を街で見かけることの方が多いことと思います。
綺麗な女性はそれなりに存在するものの、イケメンはかなり希少。
このことは私の感覚論だけではなく、統計的なデータとしても証明されております。
女性 | 男性 | |
素晴らしくハンサムか美人(5点) | 3% | 2% |
容姿が良い(4点) | 31% | 27% |
平均的(3点) | 51% | 59% |
容姿が悪い(2点) | 13% | 11% |
醜悪(1点) | 2% | 1% |
これは1970年代にアメリカで行われた調査で御座いますが、このデータを見ても女性の方が美形という評価を受ける可能性が高いのはお分かり頂けることでしょう。つまり美形男性よりも美形女性の方が多いのです。
またこのデータは18歳から64歳までの男女を調査した記録であり、若者に限れば男女の差はもっと大きくなることもお伝えする必要があるでしょう。
18〜29歳の方に限定すれば、実に45%もの女性が「並よりも上(上から2つまで)」に分類されたのです。一方で男性でこの評価を得られたのはわずか36%にしか過ぎません。
さらにこの調査ではメイクをすることで0.2点ほど評価が高くなることも分かっておりますが、この調査から50年も経った今日ではメイクの技術はさらに進化をしているので0.2点以上の評価の上昇が望めることと思います。
一般的にほとんどの女性はメイクをしているので、美形と評価される女性はさらに多くなることが分かるでしょう。
上から付き合えば美女と野獣しか生まれない
「美人はそこそこいるけど、イケメンは滅多にいない」
経験則からそれを感じている方も多いと思いますが、統計的にもイケメンの方が希少であるのは間違いありません。
この図は少々極端で御座いますが、イケメンの方が美人よりも少ないことはご理解頂けることでしょう。
それではもしも上から順番にカップルになっていったら、どうなるでしょうか?
このように上から順番にカップルになると
・美男美女カップル:1組
・美女と野獣(非イケメン)カップル:4組
・ブス(非美女)と野獣(非イケメン)カップル:1組
の3種類のカップルが誕生することがお分かり頂けることでしょう。
そして「王子とブス」のカップルは誕生することが御座いません。イケメンよりも美人の方が多い以上、順当に上から付き合ってしまうと「美女と野獣」は誕生しても「王子とブス」のカップルは誕生しないのです。