復縁を狙うなら、まずは精神を安定させる
男性の復縁と女性の復縁で難易度は大きく異なります。
女性の方が切り替えが速いので、男性の復縁は非常に難しいと言わざるを得ません。
一方で女性は”男性に比べれば”復縁の難易度は高くないでしょう。
それでは復縁を成功させるためには一体どのようにすれば良いのでしょうか?
復縁を成功させるためにまずしなければならないことは、精神を安定させることで御座います。
精神的に落ち込んでいる元恋人と復縁をしたいと思う人などおりません。
むしろ、相手が羨むくらいに楽しそうな生活をしていれば、相手は「振ったのは間違いだったのか?」と不安に感じることでしょう。
ですので復縁を成功させるためには、何よりもまず精神を安定させ楽しく過ごすことが重要です。
もちろんいきなり元気になるのは難しいので、まずは相手に見せつける意味も込めて、とりあえず「楽しそうなふり」をすると良いでしょう。
また精神が安定してくると
「なんで私はあいつと復縁したいなんて思っていたんだろう……」
というように冷静に分析が出来、元恋人に未練がなくなることもあるので、何をおいても自分の精神を安定させることが重要で御座います。
復縁を成功させるテクニック(女性編)
それでは精神が安定してきても、それでもなお復縁したいと考えている場合は、次にどのようにすれば良いのでしょうか?
私がオススメするのは「元恋人のアドバイザー」というポジション。このポジションから徐々に恋人関係に発展させていく方法をオススメいたします。
これは特に復縁を狙う女性に有効な手段でしょう。
まず、元彼が新しい恋人を作るのを待ちます。
そして新しい恋人が出来てしばらく経ったら、彼の恋人への愚痴を聞く役割に潜り込むのです。
頃合いを見計らって「最近元気ー?」とでもLINEをすれば、このポジションに潜り込むことは可能でしょう。
「元カノ」という何でも言える立場を利用することで、他の女性よりも深い愚痴を聞く役割になることが出来るのです。
そして彼が彼女の愚痴を言ったら、ここで取って置きの言葉を彼にぶつけましょう。
「そうだよねー……私もそうだったからなぁ……。でも付き合っているときは自分で気が付けないんだよね。あのときは私もわかってなかったから……ごめんね」
恋人への不満は同じ
これまでに複数の異性と付き合った経験がある方は思い返してみてください。
その恋人の嫌いな部分はどこですか?
1人目の恋人の嫌いな部分。
2人目の恋人の嫌いな部分。
3人目の恋人の嫌いな部分。
思い返してみると、どの恋人もだいたい似たような部分を嫌いになっているのではないでしょうか?
たとえば皆様が「お前はワガママすぎる」と言われて振られたとしましょう。
すると皆様は「私はワガママなんだ……」と落ち込むことと思いますが、これは半分は正しく半分は間違っています。
相手が「ワガママすぎる」と言ったのは、皆様がワガママだからという理由だけでなく、相手が「ワガママに対しての許容度が低い」からという理由もあるのです。
たとえば私は時間にルーズな女性に対しての許容度が高めです。
ですのでたとえ時間にルーズな女性と付き合ったとしても「あなたは時間が守れないから嫌いだ」というようにはなりません。
一方で「自由」に対しての許容度はかなり低いので、そこまで束縛が強くない女性であっても「あなたは束縛が厳しい」と言ってしまう可能性が非常に高いのです。
このように「相手がこちらにどのような不満を抱くのか」ということは、相手のどの許容度が低いのかということも非常に重要になってきます。
ですので、元彼が今の彼女に対して抱いている不満と、元カノに抱いていた不満はだいたい同じようなものになるのです。
そしてそんな心理を使ったテクニックこそが、先ほどの
「そうだよねー……私もそうだったからなぁ……。でも付き合っているときは自分で気が付けないんだよね。あのときは私もわかってなかったから……ごめんね」
で御座います。
「そうだよねー」でまず相手を肯定し、次に「私もそうだったからぁ……」で彼の共感を獲得します。
彼が今カノに感じている不満と、元カノに感じている不満が同じようなものであることがここに効いてきます。
この言葉を言うことです「私とあなたが付き合っていた時に、あなたが感じていた不満を理解してます」ということを伝えることが出来るでしょう。
そして次の「でも付き合っているときは自分で気が付けないんだよね」という言葉は「今の彼女がそのことに気が付けないのは仕方ない」という今カノを悪く言わない度量の広さと、「でも私は別れたから気が付けたよ」という自分が改善しているということの2つの意味を伝えることが出来ます。
特に「自分は気が付けた」ということを匂わせることで、復縁を困難にする最大の要因である「同じ結果が見えている」を潰すことが可能でしょう。
そして最後の「あのときは私もわかってなかったから……ごめんね」は「あのときに私が振られるのは当然だった。ごめんね」という謝罪と、彼の罪悪感を消すための言葉です。
振った側というのはよほどのサイコパスでもない限り「振ってしまって申し訳ない」という気持ちを抱いているのです。
その罪悪感を消し、彼の気持ちを軽くする言葉。
それこそが「あのときは私もわかってなかったら……ごめんね」なのです。
もちろんこの一言だけで復縁を成功させることは出来ませんが、少なくとも復縁を全く考えていなかった彼に「復縁もワンチャンありかも?」と思わせることは出来るでしょう。
あとは元彼と会う頻度を増やし、彼が今カノと別れるのを待つだけです。
隣の芝は青い
恋人を振った直後の彼は、元カノのことを「酷い女」だと感じています。
他の女性とまだ付き合っていない彼は、元カノと比較する女性が身近にいないので、「妄想の恋人」との甘い生活と元カノを比較して「元カノは酷かった」と考えてしまうのです。
しかし、彼に新しい恋人が出来ると徐々に今カノの悪い部分が見えてきて、元カノの良いところに目を向けるようになるでしょう。
隣の芝は青く見えるもの。
今カノがいなければ青く見えなかった芝が、今カノとの関係が不穏になったことで青く見えることもあるのです。
ですので復縁を狙うなら、彼に新しい恋人が出来てから。
さらに言えば、彼が今カノの悪いところに目を向けるようになってからがオススメです。
そのタイミングで先ほどのテクニックを使えば、少なくとも別れた直後にアタックをするよりは良い結果が見込めることと思います。