男女別の問題点
ここまでの問題点は男女共通のものでしたが、復縁の問題点は男女別のものも御座います。
それでは次に男女別の問題点について解説させて頂きましょう。
復縁を望む男性の問題点
女性の切り替えの速さ
現代では女性も稼ぐようになりましたが、ほんの100年ほど前までは稼ぐ女性というのは極めて稀で、男性に養われる形で生活をしておりました。
特に妊娠中はその傾向が顕著で、自分に食料を持ってくる男性がいなくなるということはそのまま死を意味していたのです。
それではその頃の女性は、男性から振られた時にどのように行動していたのでしょうか?
次の男性を見つけなかれば死んでしますのです。
ですので、振られた女性はすぐに次の男性を見つけていたことでしょう。
いつまでも前の男性のことを引き摺って次の恋人を作れないような女性は死んでしまうのです。
ですので女性は男性と別れた後に、過去の恋人のことをあまり引き摺りません。
「男の恋は名前をつけて保存、女性の恋は上書き保存」という格言も御座いますが、まさにこの言葉の通り。
女性は男性が思っているよりもはるかに早いスピードで気持ちを切り替えることが出来るのです。
一方の男性は過去の女性を引き摺っていても死ぬことはないので、気持ちを切り替えるのに時間がかかるのでしょう。
振られた理由を把握していない
男性が女性を振る時は「お前、重すぎるんだよ!」というように本当の理由を言うことも多いのですが、女性が男性を振る時は「私たち、ちょっと離れた方がいいと思うの」というように曖昧な理由でお茶を濁すことが多いもので御座います。
これは恋人への最後の優しさから来るものなのですが、そのせいで男性は「自分が振られた本当の理由」に気がつくことが出来ません。
復縁を望む以上、振られた理由を治す必要があるのは当然なのですが、そもそもその理由が分からないのです。
当然ですがこれでは復縁をすることなど出来ません。
復縁を望む女性の問題点
男性から振られる時はかなりヤバい
世界的に見ても、離婚を切り出すのはそのほとんどが女性で御座います。
男性からの離婚の方が多いのは、事実上女性からの離婚が認められていないイスラム圏の国しかありません。それ以外の地域では女性が切り出す割合の方が圧倒的に高いのです。
また恋人を振るのも女性の方が多いという統計があるのですが、これらの数字からお分かり頂けるように、男性が自分から別れを切り出すことは極めて稀なことなのです。
実は男性は「この子とはもう付き合えない……」と思っても、自分から別れを切り出すことはあまりありません。
別れを切り出すのではなく浮気をし、相手が自分のことを振るのを待つのです。
ですので男性が自分から別れを切り出してきたら、それはかなり幻滅されていると考える必要があるでしょう。
当然ですが相手からの幻滅度が高ければ、復縁が困難になるのは避けられません。
普通の恋愛よりも何十倍も逆境からのスタートになってしまうのです。
メンタルを病んだまま復縁を望んでしまう
振られた瞬間に落ち込んでしまうのは仕方のないことですが、復縁を望む女性はその落ち込んだ気持ちのまま復縁を望んでしまうのです。
そんな元気のない女性を見て「付き合いたい!」なんて思う男性はおりません。
普通の恋愛であっても、精神的に落ち込んでいて元気のない女性は魅力的に見えないのに、復縁となればそれがどれほど困難なことかお分かり頂けることでしょう。