「マッチングアプリで途中までは会話が盛り上がっていたのに、何故か急に連絡が途絶えてしまった」
そんなお悩みを抱える男性のために、今回も実際に失敗したメッセージのやり取りを見て、どこが悪かったのかということを分析させていただきます。
それでは早速、今回のメッセージを見てみましょう。
今回の会話
次郎
写真と笑顔に惹かれていいねしました👍
ドラゴンボール好き同士で、話会うかもなって思ったので、よかったらお話ししましょー!
よろしくお願いします😆
サラ
次郎
プロフィール見た感じ、めっちゃアウトドア好きようですね
お外だ好きというより、健康第一!運動しなきゃ!って感じです!笑
筋トレ興味あります!✋
サラ
次郎
筋トレなら任せてください
サラ
次郎
体引き締めたくても美味しいもの食べちゃいますよね~😭
【これ以降、既読無視】
途中まではそこそこ上手くいっていそうだったのに、急に連絡が途絶えてしまったやり取りで御座います。
それでは今回もこのメッセージのどこに問題があったのかということを分析してみましょう。
誤字や脱字はバカに見える!
次郎
写真と笑顔に惹かれていいねしました👍
ドラゴンボール好き同士で、話会うかもなって思ったので、よかったらお話ししましょー!
それでは早速、次郎さんの最初のメッセージを見ていきましょう。
まず「ドラゴンボール好き同士」という部分ですが、相手の女性(サラさん)のプロフィールに「ドラゴンボールが好き」とあったので、それを使ったということは評価が出来ます。
相手のプロフィールをちゃんと見ているというアピールにもなりますし、好きなものが同じというのは初対面の人と会話をする上で非常に効果的な武器になるでしょう。
ですので最初のメッセージを送る際には、今回の次郎さんのように「相手のプロフィールから読み解けること」を会話に組み込むと返信率が格段に上がることと思います。
しかし、それ以外に関しては少々問題が目立つメッセージであったと言わざるを得ません。
まず気になったのが「誤変換」と「口調」で御座います。
「話会う」は「話が合う」が正しい表記になりますし、「お話しましょー!」も「お話しましょう」の方が適切です。
もちろん相手との距離感によっては、次郎さんのように口語的な表現を使っても良いのですが、初対面の時点では最低限のマナーとして適切な言葉遣いをした方が良かったでしょう。
特に「話会う」という部分は、「が」が抜けているだけではなく漢字も間違っているので、非常に悪い印象を与えかねません。
10代とか20代前半であればまだしも、20代中盤にもなってこのような言葉を使っていると「この人は頭が悪いのかな?」という印象を与えかねないのです。
また次郎さんは「お話しましょー!」という部分でフランクさを伝えたかったのかもしれませんが、フランクさを伝えるために口調を極端に崩すのはあまりオススメできません。
男性は「口調を崩したり、相手を呼び捨てにした方が仲良くなれる」と考えがちですが、初対面に近い状態でそんなことをしてしまうと、多くの女性は「失礼な人」という判断を下します。
フランクさを演出すること自体は悪いことではないのですが、フランクさを演出したいのであれば、口調ではなく話の内容でフランクさを演出すると良いでしょう。
話題作りをしていこう!
次郎
写真と笑顔に惹かれていいねしました👍
ドラゴンボール好き同士で、話会うかもなって思ったので、よかったらお話ししましょー!
それでは先ほどの問題点を踏まえて、次郎さんの最初のメッセージを修正してみましょう。
次郎
写真と笑顔に惹かれていいねしました。
ドラゴンボール好き同士で、話が合うと思うので、よかったらお話ししましょう!
漢字と語尾を修正しただけですが、これだけでも先ほどのメッセージよりはかなり良くなりました。
これでも十分だとは思うのですが、より良い高みを目指す方のために、もう一工夫を加えてみましょう。
その工夫とは「話題」で御座います。
実は今回の次郎さんの最初のメッセージには「話題」になるものがありませんでした。
というのも今回の次郎さんのメッセージの内容を簡単にまとめると「私もあなたもドラゴンボールが好きなので、話をしましょう」というものであり、話題が定まっておりません。
「話をしましょう」と言っているくせに「何の話をするのか」という話題が作れていないのです。
もちろん「ドラゴンボール」という1つのテーマはあるのですが、ドラゴンボールの何について話すのかということが全く書かれておりません。
これでは「ドラゴンボールについてなんか話してよ」と言っているのと同じようなものであり、相手からすればなかなかに返事に困ることでしょう。
次郎
↑構造的にはこれと同じことをしている。
ですので、相手が返事をしやすくなるように、最初のメッセージでは会話の話題を作ると良いでしょう。
話題作りといっても難しいことではありません。
例えばドラゴンボールであれば「自分は〇〇が好きなんですが、サラさんは誰が好きですか?」というように「自分の話+同じ内容の質問」という形で相手に質問をすれば良いでしょう。
次郎
写真と笑顔に惹かれていいねしました。
私もドラゴンボールが好きなので、話も合うと思います!
私はベジータが好きですが、サラさんは誰が好きですか?
次郎さんのメッセージを元に添削をすると、このようなメッセージにすると良いでしょう。
今回のターニングポイント
よろしくお願いします😆
サラ
次郎
プロフィール見た感じ、めっちゃアウトドア好きようですね
それでは続いて、サラさんの返事と次郎さんの2通目のメッセージを見ていきましょう。
実は今回のメッセージで最大の失敗は、まさにこの次郎さんの2通目のメッセージで御座いました。
もちろん他にも失敗はいくつかあるのですが、決定的な失敗はこの2通目のメッセージでしょう。
それではこの2通目のメッセージの一体どこが悪いのでしょうか?
ここでもやはりキーになるのは「ドラゴンボール」で御座います。
サラさんからの1通目のメッセージでは「ドラゴンボール」というキーワードがありました。
ですがそれに対して次郎さんは「アウトドア」という返信をしてしまっています。
せっかく女性からキーワードが出たのですから、それを使わない手はありません。
次郎さんはここで「ドラゴンボール」に関する返事をした方が良かったでしょう。
そしてそれ以上に、ここで「アウトドア」の方向に話題を持って行ってしまったのが最大の問題でした。
それについては次のメッセージでご説明させて頂きましょう。
ダイエットが好きな人はいない
お外だ好きというより、健康第一!運動しなきゃ!って感じです!笑
筋トレ興味あります!✋
サラ
次郎
筋トレなら任せてください
サラ
次郎さんがアウトドアというキーワードで攻めてしまったために、ここで大きな問題が発生してしまいました。
その問題はサラさんの返信に隠されています。
ポイントはズバリ「お外だ好きというより、健康第一!運動しなきゃ!って感じです!笑」の部分。
この文章を見て、次郎さんは筋トレという方向に話を進めたのですが、それは大きな誤りだったでしょう。
何故ならばサラさんはどう見ても運動が好きな人ではないのです。
運動が好きな人は「運動しなきゃ!」とは言いません。
「運動しなきゃ」というのは「あまり運動が好きではないものの、健康などの事情により、運動をしなければならないと思っている人」がいうセリフでしょう。
つまりサラさんは運動が好きなのではなく、運動で得られるメリットが欲しいのです。
ダイエットをしている人はダイエットが好きなのではなく、痩せたいという目的のためにダイエットという苦行をしているのと同じでしょう。
サラさんは健康のために運動をしなくてはいけない、と思っているだけで、運動そのものが好きな人ではないのです。
それなのに次郎さんは運動方向で話題を広げてしまいました。
これこそが今回のメッセージの最大の問題点で御座います。
サラさんが明確に好きと言っていたドラゴンボールではなく、次郎さんの勝手な想像で「運動」というテーマで話をしてしまっているのです。
おそらく次郎さんは筋トレが好きなスポーツ好きなのでしょう。
だからこそ自分が好きな話題に舵を切ってしまったのだと思いますが、それは相手のことを何も考えていないと言わざるを得ません。
ダイエットの話はやめておけ
次郎
体引き締めたくても美味しいもの食べちゃいますよね~😭
さて、次郎さんがこのようなメッセージを送ったことを最後に2人の連絡は途絶えてしまったのですが、やはりここでも次郎さんの悪いところが出てしまっているでしょう。
まず、次郎さんはサラさんのメッセージをきちんと読んでおりません。
サラさんは「上体起こしくらいしか続けていない」と言っているのですから「続ける」ということは出来ているのです。
それなのに次郎さんの返信は「続けるのって難しいですよね」というもの。
一見すると噛み合っているように見えますが、この2つのメッセージは全く噛み合っておりません。
次郎さんが言うべきだったのは「続けるのが大変」ではなく「厳しい筋トレはハードルが高い」とか「上体起こしのやり方」というような内容だったのです。
また「体引き締めたくても美味しいもの食べちゃいますよね~😭」という部分もかなりの問題があるメッセージでしょう。
そもそもサラさんは「健康のため」に運動をしたいと言っているだけであり、「痩せたい」とか「体を引き締めたい」とは1度も言っていないのです。
話を聞いていないということも問題ですが、仮にサラさんが「痩せたい」と言っていたとしてもこの返信はよくなかったでしょう。
何故ならば、次郎さんのこの返信は暗に「あなたは太っている」と言っているようなものなのです。
本当に太っていたとしても、それを言われて喜ぶ人はおりません。
ですので次郎さんのこのメッセージは「話を聞いていない+デリカシーがない」というかなり危険なメッセージだったと言えるでしょう。
さらに「美味しいものを食べちゃいますよね」という部分がその追い討ちをかけました。
「引き締めたい」だけであればまだしも、これを付けてしまったら、完全に「あなたは食べ過ぎで太っている」と言っているようにしか聞こえません。
おそらく次郎さんは「食べ物」の話から「今度ご飯に行きませんか?」という流れにしたかったのでしょうが、いくらなんでも流れが急すぎる上に、文脈が読めていなかったと言えるでしょう。
話題をコロコロ変える人はつまらない
ここまでの問題点は、メッセージ1つ1つを見たもので御座いますが、最後にメッセージ全体に言える次郎さんの問題点を解説させて頂きましょう。
次郎さんの問題点、それはメッセージが1問1答式の会話になってしまっているということです。
1問1答式
次郎
サラ
次郎
サラ
次郎
サラ
「会話を続けるためには質問をすればいい」というテクニックを学んだばかりの男性がやってしまいがちな失敗ですが、このように一問一答式の会話は端的に言って面白くありません。
尋問をされているような気にもなりますし、上部だけの会話なので面白さが少しも感じられないのです。
確かに次郎さんは質問攻めになるような会話はしておりませんが、直前の女性のメッセージを無視して話題がコロコロ変わっているという意味では一問一答式の会話に近い会話をしていると言えるでしょう。
このようにコロコロと話題が変わる会話は上部だけの会話になることが避けられず、面白さが感じられません。
面白い会話をするためには、1つの話題にある程度深掘りをしていかなくてはならないのです。
これこそが次郎さんの最大の失敗。
今回の例で言えば「ドラゴンボール」という美味しい話題を流して、アウトドアに舵を切ってしまったところが、次郎さんの失敗を決定付けたと言えるでしょう。
今回の敗因
共通の趣味である「ドラゴンボール」という話題を流してしまったこと
マッチングアプリの選び方
マッチングアプリのメッセージで重要なのは、いかに早く共通の話題を見つけ、その話題を掘り下げるかということで御座います。
今回の次郎さんは共通の話題がすぐに見つかったにも関わらず、その話題を深掘りしなかったことが問題でした。
実はマッチングアプリをしている男性は、今回の次郎さんのように話題をすぐに切り替えてしまう人が多いのです。
次郎さんの会話はまさにその典型例でしょう。
自分が得意とする筋トレ関係の話題や、会うために必要な食事の話題をしたいという思いが強すぎて、話題がコロコロと変わってしまいました。
逆に言えば、話題をコロコロ変えず、相手と合う話題を深掘りすることが出来れば、他の男性を大きくリードすることが出来るでしょう。
ぜひマッチングアプリで恋人を探している方は、その点に注意してみてくださいませ。
まだマッチングアプリをやっていないという方は、この機にマッチングアプリを始めてみてはいかがでしょうか?
マッチングアプリは恋人探しにも役立ちますが、女性とのコミュニケーションの練習という意味でも非常に役立ちます。
すでに好きな人がいるけれど、その人とどうやって会話をすればいいか分からないとお悩みの方は、マッチングアプリで女性との会話を練習してみてはいかがでしょうか?
どのアプリを使えばいいかお悩みの方は、こちらの記事を参考にしてみてくださいませ。
友人知人とのラインやSNSのメッセージでも、「この相手は何を読み取って欲しいんだろう」「相手に自分の意図が正しく伝わるか」と気疲れしてしまいます。
これは愚痴です。
女性の方がコロコロ話題を変えるイメージがあるのですが、どうなのでしょう?
話合う で正しいのでは??関西圏だから??
誤字脱字が多いとバカに見える、その通りですよね。
ちなみに最近、上野さんの記事にも非常に単純な変換ミスや てにをはが変なところに入っているものを見かけます。
他者・他社さんのサイトに出張している時の記事にはきっと校正が入るのでしょう、全く間違いは見ませんが。
基本的に上野さんてすごく頭のいい方だなと思っているのですが、続けて誤字脱字誤変換を見てしまうと、その記事の説得力がちょっとマイナスになります。