7.良いワガママは自分勝手。悪いワガママは他人本位
ワガママはそもそも自分勝手なもので御座いますが、悪いワガママは自分勝手ではなく「他人本位」であることも多いのが問題で御座います。
例えば「バッグが欲しい」というワガママを言うにしても、自分勝手と他人本位ではその理由が異なります。
良いワガママは「私が欲しいから欲しい!」という自分本位のもの。
悪いワガママは「〇〇ちゃんが持ってるから欲しい」という他人本位のもの。
男性は女性の欲望を叶えたいのです。
ですので人と比較したワガママは男性のモチベーションを大きく下げることでしょう。
ポイント
- 良いワガママは自分勝手
- 悪いワガママは他人本位
8.良いワガママは得意分野。悪いワガママは苦手分野
例えばプロ野球選手に「あなたがサッカーの試合でゴールを決めるところを見たい!」なんていうワガママを言う女性はおりません。
何故ならばプロ野球選手はサッカーが得意ではないからです。
ですのでプロ野球選手にワガママを言うのであれば「あなたがホームランを打つところが見たい!」というワガママを言うべきでしょう。
このようにワガママを言う際には相手の得意分野を見極めてワガママを言う必要が御座います。
例えば「パソコンが壊れたから直して欲しい」というワガママは、一般的に男性が機械に強いという得意分野を利用した素晴らしいワガママでしょう。
一方で「洋服を選んで欲しい」や「カバンを選んで欲しい」というようなワガママは男性の苦手分野のワガママであり、男性のモチベーションを大きく下げてしまいます。
ポイント
- 良いワガママは得意分野
- 悪いワガママは苦手分野
9.良いワガママはシングルタスク。悪いワガママはマルチタスク。
男性は女性と比較して「マルチタスク」が苦手とされています。
これは脳の構造上、仕方のないことですがワガママを言う際にはこの点に注意をした方が良いでしょう。
例えば峰不二子のワガママは「世界一高いダイヤモンドを盗んで欲しい」というような一点豪華主義のものがほとんどです。
このように一点豪華主義的なワガママはマルチタスクを苦手とする男性にとって、非常に受けやすいワガママであると言えるでしょう。
何故ならばこのようなお願いの場合、ルパンは「ダイヤモンドのことだけ」を考えれば良いのです。
もしもこれが「世界で10番目のダイヤモンドと、世界で28番目のルビーと、世界で78番目のサファイアが欲しい」なんていうワガママだった場合、男性はマルチタスクで複数のことを同時に考えなくてはなりません。
マルチタスクが苦手な男性にとってこのワガママを叶えることは非常に困難なのです。
ですのでワガママを言う際には「一点集中」のシングルタスク的なお願いをすると良いでしょう。
またワガママを複数お願いしたい場合は、1つ目のワガママが終わったタイミングで再度お願いすることも重要で御座います。
ワガママの時期が被ってしまうとマルチタスクになってしまうので、必ず1つ目のワガママが完了した段階で、次のワガママを言うように心がけましょう。
ポイント
- 良いワガママはシングルタスク
- 悪いワガママはマルチタスク
男性の心を掴むためには「ワガママ」は必須の能力で御座います。
残念ながら「尽くすだけの人」は愛されません。
何故ならば、人間は「何かをしてくれた人」を好きになるのではなく「何かをしてあげて、自分を評価してくれる人」を好きになるのです。
ですので「何かをしてくれた人」でしかない「尽くすだけの人」は便利に利用されることはあっても、相手から愛されることはないのです。
今回紹介した9つの違いの中でも、特に重要なのは「1.良いワガママは具体的。悪いワガママは抽象的」と「2.良いワガママは先に言う。悪いワガママは後に言う」の2つ。
まずはこの2つをマスターするように心がけて頂ければ幸いです。
この2つをマスターするだけでも、皆様の恋愛は間違いなく改善することでしょう。