【ご質問】
上野さんはじめまじて、いつもブログを読ませて頂いています。
私は付き合って半年の彼氏がいます。
喧嘩らしい喧嘩もせず、仲良く付き合っているのですが、1つだけどうしても分からないことがあります。
彼氏はアレが小さいことをめちゃくちゃ悩んでいるんです。
小さいと言っても、エッチが出来ないほど小さいわけじゃないですし、私は大きすぎると痛いので今の彼氏くらいのサイズが好きなのですが、それを言っても全然納得してくれません。
どうして男性はアレの大きさを気にするのでしょうか?
ポイント
男性のアレの大きさは男性同士が競い合うものであり、女性にモテるかどうかはあまり関係ない。
そのため女性が「私は小さい方が良いな。大きくても別にモテないよ」と言うのは、男性が「俺はネイルしてない方が好き。ネイルしても男にモテないよ」と言うことに近い。
というもので御座います。
そのメカニズムを分析したものが以下の記事になりますが、非常に長いので結論だけ知りたい方はここで読むのをやめて頂いて問題ございません。
【回答】
ご質問誠に有難う御座います。
男性にとって”アレ”の大きさは極めて重要な話であると言えるでしょう。
例えば”アレ”を大きくするサプリメントやグッズは非常に高額ですが、多数販売されています。
このことからも男性にとって”アレ”の大きさがどれほど重要で深刻な問題であるかお分かり頂けるのではないでしょうか?
アレ”が大きいことは恋愛において別に有利ではない
男性が”アレ”の大きさを非常に気にするのは間違いありませんが、それでは一体なぜ男性は”アレ”の大きさを気にするのでしょうか?
例えば女性の胸の大きさで考えみましょう。
以前、とある記事で「巨乳>貧乳」であることを解説させて頂きましたが、豊満な胸は恋愛において間違いなく武器になります。
しかも胸という武器の凶悪なところは「外見である程度判断ができる」ということでしょう。
サラシでも巻いていれば話は別ですが、胸の大きさは外見でも簡単に判断することが可能で御座います。
DなのかEなのか、というような微妙な違いはともかく「大きいか小さいか」というのは誰が見ても簡単に判断することが出来るでしょう。
そのため女性が自身の胸の大きさを気にするのは非常に合理的で御座います。
胸は大きいほど恋愛において有利であり、しかも外見で一瞬で判断されてしまうのです。つまり貧乳の方は胸のせいでかなり恋愛が不利になるのですから、気にするなという方が難しいでしょう。
しかし、男性の”アレ”は話が違います。
まず、そもそも男性の”アレ”が大きいことは恋愛においてそこまで有利にはなりません。
「胸が大きいからこの子を選んだ」という男性はいたとしても「アレが大きいからこの人と付き合っています」なんていう話は聞いたことがないでしょう。
それどころか「アレが大きい男は痛いから嫌」という声さえ聞こえてくるのです。
”アレ”が大きいことは、男性の恋愛においてメリットにならないばかりか、下手をすればデメリットにすらなり得るのでしょう。
しかも、男性の”アレ”は女性の胸と違い基本的には外見で判断が出来ません。
ですので仮に「アレが大きい」ということが恋愛において武器になるとしても、それは外見から判断が出来ないのです。
胸のように外からでも分かる特徴ならモテに繋がる可能性も有りますが……
アレは外からでは分からないので、モテるモテない以前の問題としか言えない。
→アレが大きくてもモテることはない。
アレが大きいと尊敬される
女性の方からすると到底理解出来ないかも知れませんが、アレが大きい男性は間違いなく一定の敬意を男性陣から受けるのです。
もちろん程度の差はありますが、大きいアレを持っている男性が一定の敬意を受けるのは間違いありません。
しかし、ここで1つの疑問が湧いてきます。
仮に「”アレ”が大きい」ということが何かしらの因果で恋愛において有利に働くとしましょう。
例えば「女性はアレが大きくないと満足できないから、アレが大きいのは恋愛において非常に有利」だったとします。
もしもそうだとすると、男性はどうして大きいアレに敬意を払うのでしょうか?
アレを顔に置き換えて考えてみましょう。
イケメンが恋愛において有利なのは揺るぐことのない真理です。
残念ですがそれは否定のしようがありません。
ですが、男性がイケメンだったとして、その男性は「顔が良い」という理由で敬意を受けることがあるでしょうか?
そんなことはまずあり得ません。
イケメンではない男性がイケメンの男性に抱く感情は「敬意」ではなく「憎しみ」で御座います。
それもそのはず。
イケメンの男性がいるせいで、自分が狙っていた女性が奪われてしまうかも知れないのです。
つまり「異性にモテる」という武器は、同性から嫌われる対象でこそあれ、尊敬される対象ではありません。
「リア充死ね」というフレーズはまさにこのことを象徴するフレーズでしょう。
自分よりも恋愛で恵まれている同性は、尊敬の対象ではなく、憎しみの対象でしかありません。
ですので尊敬の対象になっている「大きい”アレ”」は恋愛において有利な武器ではないということでしょう。