次の本命候補
ところでご質問者様を含め「2番目の女」という扱いを受けている女性の皆様はこんな風にお考えではないでしょうか?
「大丈夫だよ! あの人は「本命恋人」と私以外に仲の良い女なんていないもん!」
確かに「恋人候補」の位置にいる女性がいなければ、例え本命彼女と別れたとしても「恋人候補」の女性が本命彼女になることはありません。
しかしここで注意しなければならない点が2点ございます。
1点目。
例え本命彼女の位置に入る女性がいなかったとしても、だからと言って「2番目の女」がその位置に入れるとは限らないということ。
2番目の女である皆様の幸せを願い、厳しい言葉をかけさせて頂きます。
「彼女にしなくてもヤれた女を、どうして彼女にすると思えるのでしょうか?」
相手の男は「2番目の女」を作るような男性なので御座います。
そんな男性が「ヤれた女」をわざわざ彼女になんてすると思いますか?
そして2点目
「2番目の女」が「2番目」と呼ばれてしまう原因の問題が御座います。
それはこういった行動をするタイプの男は「「次の本命候補」の女性とはまだヤッてないことが多い」という問題で御座います。
というのもこういったタイプの男性は「次の本命候補の女性」をそれなりに大切にしているので、恋人がいる状態で付き合うようなことはなかなか致しません。
その結果、正式な恋人がいる状況では「次の本命候補の女性」とは「遊びに行かない」「デートもしない」「セックスもしない」という状況になってしまうのです。
逆にその埋め合わせとして「暇なときに飯に誘う」「やりたいときにセックスの相手として呼ぶ」というポジションになってしまったのが「2番目の女」でしょう。
つまり「2番目の女」の目線では「次の本命候補」の存在を察することが非常に難しいのです。
相手の男はその女性とデートもしていなければ、連絡すら取っていない可能性も高い。そんな女性の存在を知ることは極めて難しいと言わざるを得ません。
さてここで少し男性目線で状況を整理してみましょう。
大切さでも一番ですが、一緒にいる時間も一番長い存在です。
「次の本命候補」
きちんとした彼女候補として考えられているので、別の女性と付き合っている時点ではあまり口説かれることがありません。
あまり重要ではない存在なので、彼女がいる段階でもバンバン口説かれ遊ばれます。
また暇な時間やセックスをしたいときなどに都合よく呼び出されることも多いので、本命彼女の次に一緒にいる時間は長くなる傾向にあります。
これこそが「2番目の女」と呼ばれる理由の本質でしょう。
「2番目の女」は、都合良く利用されることが多いので「一緒にいる時間の長さ」が2番なのです。
浮気相手の男性がやっと彼女と別れてくれて、いよいよ自分が本命になれると思ったら、全然知らない女がいつの間にか本命彼女になっていた。
今回のご質問者様に限った話では御座いませんが「2番目の女」と呼ばれる女性は、その男から離れない限り、なかなか幸せになることが出来ません。
確かに「もしかしたら本命になれるかも!?」という期待があると、なかなか離れることは出来ないでしょう。
だからこそ私は断言したいと思います。
2番目の女、特に「自分が2番目であると知っている女」と、その男が付き合う可能性は御座いません。
その男性がやっとの思いで本命彼女と別れたと思ったら、どこからともなく現れた女性がいつの間にか本命彼女の座に収まっているのです。
その女性はその男性から大切にされていた。
だからこそ本命の彼女がいる間は口説かれることもなく、皆様のレーダーに引っかからない存在であったのです。
「ヤるだけヤッてキープする」なんていうことを、大切な女性にする男はおりません。
そのことこそが「あなたが大切にされていない」という何よりの証拠であるとご理解頂ければ幸いです。