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友達としての君に価値はない

入社方法を選べる

ご質問者様は本来であれば【友達入社試験】に落ちてしまい、その男性と仲良くなることはない人生を歩むはずでした。

しかし、ご質問者様は意識的か無意識的は分かりませんが、その事実を曲げたのです。それが【恋人候補入社】

本来であれば不合格だったはずなのに、さながらコネ入社のように下駄を履いたのです。そしてご質問者様は【恋人候補】として合格した。

当然ですがその下駄が無くなれば、クビになるかどうかは別にして、白い目で見られることは避けられません。

 

この話を差別だどうだ、と言うのは構いませんがどうかご理解頂きたい点が御座います。

私のような男性や、また不運にも【恋人入社試験】の条件を満たしていない女性では、そもそも【友達入社試験】に不合格になった時点でもう手段が残されていません。

一方でご質問者様のように【恋人入社試験】の条件を満たしている方は、【友達入社試験】と【恋人候補入社試験】の両方を受けることが出来るのです。それも自分で受けるかどうかを選ぶことも出来る。どちらが優遇されているかは言うまでもありません。

よく「私はいつも女として見られてしまい、男友達が出来ない」と仰る女性がおりますが、それは残念ながら間違っています。友達としての魅力や価値があれば、どれほど可愛く経って男友達は出来るでしょう。男友達ができないのは、単純に友達として魅力が無いからなのです。ですのでそんな女性は可愛くなくなったところで男友達は出来ません。

もちろん恋人候補入社に流れやすくなるのは間違いありませんが、それは「私は友達入社したいです」とちゃんと言わないのが悪いのです。

「ごめんね! ちょっと貴方と付き合うことはないと思う。でも一緒にゲームはしようね!」と言ったとしても、仲良くすることが出来たでしょう。それが出来ないのは、ただ友達としての魅力がないだけなのです。

ですのでご質問者様が恋人になることを断ったことで気まずくなってしまった、というのは「恋人候補だったからこそ、強引に捻じ曲げて仲良くしていた歪みが是正された」というだけの話に過ぎません。本来仲良くなることがなかったはずの2人が「恋人になれるかも」という「見込みの価値」だけで贔屓されていたのです。

それならば見込みが無くなればどうなるか。言うまでもないでしょう。

男女の友情は成立しない

今回、非常に厳しい話ばかりしてしまい誠に申し訳ございませんでした。

ですが、今回の話はあくまでも「男性から見た話」であり、ご質問者様の人間性を否定するつもりは全く御座いません。それにこの話は性別を逆転させても成立する話であることはどうかご理解頂きたく思います。たまたまご質問者様が女性だったので、女性に対して批判的な内容に見えてしまうかも知れませんが、もしもご質問者様が男性であったのなら、同じように男性に批判的な内容になったことでしょう。

 

むしろ今回私がお伝えしたいのは「異性とただその場でパーっと遊ぶ」ということがどれだけ難しいことなのか、ということをご理解頂きたかったのです。

 

ご質問者様がただ遊ぶだけの関係でありたい場合、ご質問者様は男性と比較して面白いかという勝負をしなくてはなりません。そして男性が面白いと思うツボは男性が非常によく知っている。そんな状況でご質問者様は勝ち残らなくてはならないのです。

おそらくご質問者様に限った話ではなく、ほとんど全ての女性にとってそれは至難の技でしょう。

これは逆もまた然り。

女性が友達に求める要素において、男性はまずまず女性に勝つことが出来ません。そのためただの友達としての関係なら男性を選ぶ女性はほとんどいないことでしょう。

ですので私は「男女の友情」がまずまず成立しないと思っているのです。

そしてご質問者様の希望を叶えるとしたら本来成立しないものを、強引に捻じ曲げて成立させるのですから、当たり障りがないというのは無理があるというものでしょう。



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