妹と過ごして喜ぶ人
仮にご質問者様が「妹様と過ごす」ということを優先したとしましょう。
その場合、結婚は極めて困難であると言わざるを得ません。本当は「不可能」と言いたいくらいですが、この世界に100%はそうそうないので「極めて困難」にとどめさせて頂きます。
それではご質問者様が妹様と過ごすことを選択した場合、その結果、一体誰が幸せになるのでしょうか?
それは部外者で御座います。
ご質問者様がどれほど困っていても手を貸さない部外者。「かわいそう」と言うだけで何もしないくせに、フェイスブックで「イイね」を押して良いことをした気分になっているだけの、何の役にも立たない部外者が喜びます。
そんな奴らを喜ばせるために、ご両親様とご質問者様の幸せを無下にしてはいけません。人の不幸を美談と喜んでいるようなゴミを喜ばせるために、自分自身の幸せを無下にしてはいけません。
こんな部外者を喜ばせるために、27年間必死に生きていきたご両親を、29年間真面目に生きてきたご質問者様を不幸にしてはいけない。
私はそう思わずにはいられないのです。
今回、私がこのご質問を選び回答したのはそれを伝えたかったからで御座います。
部外者を喜ばせるために、自分の幸福を捨ててはいけない。
しかし、ご質問者様のように真面目で倫理的な方は「自分の幸福」を求めることを自重してしまうことでしょう。
だから言い方を変えました。
27年前の両親の覚悟を無駄にしてはいけない。
部外者どもがなんか文句を言ってきたら、ネットで相談した時に悪い男に騙された、と被害者を気取ってください。上野とかいう悪い男が弱っている私に甘い言葉をかけてきて、私はそれに騙されてしまった。本当にあの男は今でも許せない、と言ってもらって構いません。
「自分が我慢をすれば済む話だから」
もしかしたらご質問者様はこんなことを考えているかもしれません。
しかしご質問者様が不幸を我慢することを私が許しません。これだけの思いを持って27年間戦ってきたご両親様のことを考えると、ご質問者様が自分自身を不幸にする選択を取ることがどうしても許せないのです。
そもそもご質問者様は、目の前の人間がみすみす不幸になるのが我慢できないからこそ、こんなにも悩んでいらっしゃることでしょう。妹と両親が不幸にならないためにはどうすれば良いかと悩んでいるからこそご質問者様は悩んでいるので御座います。
その思いは私もご両親様も同じでしょう。
目の前にいるご質問者様がみすみす不幸になることが我慢できなからこそ、私もご両親様もこうしてご質問者様のために行動しているので御座います。
なぜ、そのことに気がついて頂けないのでしょうか。