【お悩み相談第24回】知的障害の妹と統合失調の母

【ご質問】

私は父(63歳)、母(62歳)、妹(27歳)と一緒に住んでいます。
私は会社員、父は定年退職し、母は統合失調症を患っており無職、妹は知的障害者です。

私の年齢は29歳ですが、恥ずかしながら、今まで男性と一度も付き合ったことがありません。

家族のことを考えると、社会的な偏見や様々な苦労を相手にかけてしまうことが想像でき、また障害を持つ妹と将来、可能な限り一緒に暮らしたいので、なかなか誰かと付き合って結婚とまでは考えられないのです。
両親は妹は将来的に施設に預けるから、結婚は好きにしていいと言ってくれますが…。
理想は好きな男性と結婚して、その男性が一緒に私の家族と住んでくれるのがいいのですが、承諾してくれる人は稀でしょう。

結婚して穏やかに暮らしたいが、現実的に考えて厳しい。
周囲の人にそのように考えているとは重くて話せず、かといってまったく結婚する気はないとも言えないため、相談することができません。

年齢のことを考えると、結婚相手を探すか、独身を貫くかそろそろ決めなくてはいけないのですが、なかなか決断ができません。
どうすれば決断できるでしょうか?

N様 29歳女性

8 件のコメント

  • 全面的に同意です。
    1つ付け加えさせていただければ、相談者さんが妹さんより健康で長生きできるとは限りません。
    また、妹さんが施設に入所したとして、時々でも面会に行き、必要なときは妹さんの立場で決断や手続きができる人がいるといないとでは、妹さんの幸福度は全く違ってくると思います。
    それを思えば、もし結婚して子どもをつくができたら、「あなたたちの叔母さんは施設にいる。私に何かあったらできる範囲で助けてあげて」と頼んでおくのも大切なことではないでしょうか。

  • 自分も近い境遇ですが、
    (離婚し父親はいない。母はパート。弟は重度知的障害者。一人では暮らせない)
    母親に「私が死んだら、弟は施設に預けるから、気兼ねなく結婚してくれ、ただし盆正月くらいは会ってやってくれ。お金は貯めてある。」と言われてます。
    それをそのまま受け入れ、「ありがとう」と言いました。

    質問者の方はとても真面目ですね。

    いいんですよ、自分のために生きましょう。

  • 結婚したくなるような相手が見つかるとも限らないのですから、諦めがつくまで婚活してみては。

  • 私も相談者様と同じような事を考えていた時期があり、10代の頃に一生独身でいる覚悟を決めました。
    でもご縁があり結婚した際、母が
    あんたが人並みに、普通に、幸せになってくれてうれしいと泣いていました。
    そして、人がしなくていい苦労をかけてごめんね、と。

    将来も会いに行けるよう、妹が入る予定の施設から遠くない距離に家を買いました。

    今持っている優しさをそのままに、もう少し自分勝手に生きていいと思います。

  • 仮に妹さんと暮らしていく事を決断したとします。しかし、今こんなに悩んで苦しんでいる質問者さんが、妹さんを“憎まずに”生きていけるのでしょうか?質問者と私は全然違う人間ですし、どれだけ善人なのかわかりませんがきっと「この人さえいなければ私は…」と思う日が来ると思います。たとえ妹さんになんの落ち度がないとわかっていても。しかし、そのとき「確かに残酷な状況であった。選び難い選択だったかもしれないが、それでも最後に決断したのは自分」としかなりません。途中で投げ出したとしてもその頃には質問者さんの年齢的に結婚はもっと難しくなるでしょうし…。 質問者さんは「見捨てる自分」を許せないのでしょう。でも妹さんは誰に世話をみてもらってもそんな変わらないのではないでしょうか。質問者さんの幸せを下敷きにして面倒をみてもらうより、プロにお金を払ってやってもらう方が良いのではないでしょうか。身内だからって良い事はそんなにないでしょう。なにより上野さんの言うとおり、妹さんを見捨てる(施設に預ける)より、ご両親に「どっちも幸せにしてあげられなかった」と思わせる方が酷だと思います。

  • 私も相談者様と同じような事を考えた時期があり、10代の頃に一生独身でいる覚悟を決めました。
    でもご縁があり結婚する事になった際、母が
    あんたが人並みに、普通に、幸せになってくれてうれしいと泣いていました。
    人がしなくていい苦労をさせてごめんね、と。

    将来も会いに行きやすいよう、妹が入る予定の施設まで遠くない距離に家を建てました。

    今持っている優しさをそのままに、もっと自分勝手に生きていいと思います。

  • 本当に、とても同意なので思わず返信を。

    施設に入った後、後見の人がいる事、本当に本当に重要です。そして、その後見者がしっかりと自分の生活基盤を確立している事が。
    質問者の方が自分の生活を幸せなものにして、経済的にも精神的にも、ともかく色々と余裕を持てる状態にすることは妹さんの幸福にも絶対大きく寄与します。

  • 上野さんの御回答が、社会福祉の本質をついて
    いて、とても共感致しました。
    私は病院の精神科看護師をしております。質問者
    様と同じような境遇に長年ある患者と家族に関わって来ました。一人では自立できない障害者にとって、支えてくれる家族の存在はとても大切です。ですが、その為の前提として、家族自身が
    健康かつ幸福でなければ、患者を見る余裕が
    なく共倒れになります。大切なのは何十年単位で支援を継続出来ることであり、そのためには
    家族が一度に受ける負担を減らさなければなりません。
    妹様からの視点ではどうか、自分の良き理解者がそばにいてくれるのはありがたいと思います。ですが、妹様が健全者と同様に考えていれば、いつかは家族の元を離れて自立したいと願うのではないでしょうか。自立の本来の意味は、依存する対象を家族から、社会の多くの専門職に移すことです。一人で生きていく能力ではなく、多くの助けを得られる能力なのです。
    質問者が「自分のために妹様を見捨てる」から「妹様のために家族から巣立つのだ」と考えて頂けることを願ってやみません。質問者様ような
    家族の苦悩を引き受けるために、福祉職は存在するのです。

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