男はみんな巨根好き!
もしも人間という生物の構造が男複数で1人の女性とセックスをするというものであったとしたら、アレが大きい男性が尊敬される理由に一筋の光が差し込みます。
ちなみに女性が喘ぎ声をあげるのもこのことが原因なのではないかと言われています。
そもそもセックス中というのは野生界で考えれば隙だらけの無防備状態。そんな状況で声をあげることがどれほど危険かは言うまでもありません。事実、ほとんどの生物はセックス中に声を発したりはしないのです。
それだけのリスクを犯してまで、喘ぎ声をあげるのはメスが他のオスを呼んでいるという説があるのです。
つまり今している男性が終わったら次の男性とセックスをするために、喘ぎ声をあげているということ。
さてそれではその説が正しいとして、アレが大きい男性が尊敬される理由について考えてみましょう。
先ほども申し上げましたが、アレが大きいということで周囲の男性に何かしらのメリットを与えていないと尊敬されることは御座いません。
つまりアレが大きい男性と一緒にセックスをすることで、それ以外の男性には何かしらのメリットがあると考える必要があるのです。
性のトリクルダウン
男性は生まれた時はみな童貞で御座います。
人類に限った話ではなく、生物学的に考えると全ての生物はセックスをするために生きていると言っても過言ではありません。
つまり生物学的に考えれば男性は童貞を卒業するために生きているのです。それ以外の行動は全て「童貞をを卒業するために手段」であると言えるでしょう。
さて、人類の本質が男複数で1人の女性とセックスをするという構造であった場合、童貞の男性は非童貞の男性とセックスをする可能性が非常に高いと推測されます。
また先ほどの「次のお客様どうぞ〜制」が正しいとすると、童貞は大人の男性が女性とセックスをした”おこぼれ”でセックスにありつけていた可能性が非常に高いのではないでしょうか。
この傾向は現代でも存在します。
モテる男性がモテない男性のためにモテ方をレクチャーする漫画はまさにそれに該当しますし、先ほど紹介した「男性2人組のナンパ」もまた「ナンパ慣れしている男性とナンパ慣れしていない男性」というコンビが圧倒的に多く、レクチャーをしていると言えるでしょう。
さらに合コンなどでもこの傾向は見られます。
男性は基本的に合コンを「チーム戦」と捉えています。
女性にもその傾向がないとは言いませんが、圧倒的に男性に強い傾向であると言えるでしょう。
そのためモテる男性が「あの子、お前に気がありそうだから、お前はあの子を狙った方がいいよ」というような戦略を取ることも多いですし、モテる男性がわざとピエロになって、モテない男性を持ち上げることもある。
つまりモテる男性はモテない男性をモテるように引き上げる傾向が、女性と比較して圧倒的に強いのです。
しかしこれもまた「ハーレム至上主義」を考えれば完全に反する考え方になるでしょう。
モテない男性をそのままにしておいた方がモテる男性はハーレムが構築しやすくなるのにそれをしない。
つまり男性は本質的にハーレムを望んでいないのだと推測されます。
これは種の生存戦略とこの生存戦略が違ったことが原因であると私は推測しました。
つまり「上野」という個人のDNAを広く後世に残そうと思った場合、ハーレム構造が最も理想的です。
しかしこの戦略は上野DNAを広く普及させる半面で、DNAの多様性が失われ「人間」という種の力を削ぎ落とします。
有名な例ですとオーストリア=ハンガリー帝国のハプスブルク家などが良い例でしょう。
血族結婚をし続けたハプスブルク家はその方法で一度はヨーロッパ随一の名門と呼ばれるまでになりましたが、その歴史はわずか500年程度で途絶えてしまいます。
特に末期の17世紀有様は酷く、生まれてきた子供の多くが何かしらの先天的な障害を持つまでに生物として衰退してしまったのです。
500年と言うと長く聞こえるかも知れませんが20万年もある我々人類の歴史の中では、500年で滅んでしまう家など到底生き残ることは出来なかったでしょう。
つまりハーレム展開を望む男性のDNAは長い歴史の中のどこかでその多くが断絶してしまったと推測されます。
一方で種の多様性を望んでいた「寝取られ好き」は種としてのDNAを20万年間残すことに成功した。
ハーレム願望 | 寝取られ願望 |
個として強いが種として弱い | 個として弱いが種として強い |
→種ごと絶滅 | →現代まで繁栄 |
さて、それではこのような生存戦略を取っていたと推測される人類の中で、男性が取るべき行動を考えてみましょう。
そもそも人間を含め大抵の生物は「一部のモテる男」と「大多数のモテない男」で構築されています。
つまり圧倒的多数は「モテない男」なので御座います。
それではそんなモテない男はどうすればセックスにありつけるのか。
それは「モテる男」の側近になることで御座います。
モテる男が女性とセックスをした際に、その男性の側にいれば2番手になることが出来るのです。
この仕組みを私は「性のトリクルダウン」と名付けました。
トリクルダウンというのは経済学の理論であり、「富裕層がよりお金を稼げば、貧困層にもお金が流れてくる」という考えのこと。
経済学ではトリクルダウンが本当に起こるのかということを疑問視する声もありますが、男性の恋愛においてはまず間違いなくトリクルダウンが発生していると言えるでしょう。
つまり「モテる男の側にいれば、おこぼれやモテ指導によって、自分にも女性と付き合うチャンスが巡ってくる」ということ。
さて、人類の”アレ”は霊長類の中でも随一の大きさであることで知られています。
同じく霊長類のゴリラのアレの大きさは約3センチ。
アレが小さいとお悩みの方も、この数字を聞けば少しは元気が出るのではないでしょうか?
ここで1つの研究をご紹介させて頂きましょう。
昆虫実験のため、人類でも果たして同じ結果が得られるのかは分かりませんが、1つの仮説としてお聞き頂ければ幸いです。
オスはセックスをすればするほどアレが大きくなる。
つまり「アレが大きいとモテる」のではなく「モテるとアレが大きくなる」ということ。
もちろんこの進化は1世代の間に起こるものではなく、何世代も代を重ねることで顕著になるそうですが、少なくとも昆虫ではこの傾向が見られるそうです。
もしもこの傾向が正しいとすれば、アレが大きい男性が男性から尊敬される理由もみえれくるでしょう。
つまりアレが大きい男性の近くにいると、男性は自分もセックスの機会に恵まれる可能性が高くなるのです。
男性が望むのは大奥ではなくカサノヴァ
さて、ここまでお読み頂き誠に有難う御座います。
しかしここまでお読み頂いた方の中にはこのように感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
「じゃあ何で男は浮気するんだ! ハーレムが好きじゃないなら浮気しないだろう!」と。
確かにもしも男性がハーレムを好まないのであれば、浮気をする理由が無いように見えるかもしれません。
それではこれらの数字をご覧下さいませ。
乱交 7068DCP
AVでいう乱交ものとは複数の男性と複数の女性が絡み合うもので御座います。
この作品群はハーレムの10倍。先ほどの「ハーレムは女優さんの単価が高いから数が少ない」という説を否定する理由にもなるのでは無いでしょうか。
つまり男性は「自分がセックスした女性が他の男性とセックスすることをそこまで嫌がらない」というだけであり、「たくさんの女性とセックスがしたくない」という訳では無いのです。
全ての女性を自分の家に囲い込む大奥的なハーレムにはあまり興味が無いものの、行く街行く街でいろんな女性に手を出しては街から追放されるカサノヴァには憧れる。
その証拠という訳ではありませんが「自分がセックスした女性が他の男性とセックスすることは厭わない」という状況をまさに具現化した「ナンパ」というAVのカテゴリーーは
ナンパ 12,906DCP
で御座います(素人っぽいから好き、という方が多いという理由もあるでしょうが……)
またAV最強ジャンルの一角である「人妻」というジャンルも、自分の妻が他の男とセックスしているというシチュエーションに興奮する男性が多いからでしょう。