いつか死ぬから大丈夫
小学校からの付き合いの友達と社会人になってから喧嘩をして、絶縁状態になったとしましょう。
その場合、小学校時代の彼との思い出まで否定されるものでしょうか?
たしかに喧嘩をしたその友人は今の段階ではあなたのことを嫌っていることでしょう。しかし小学生だった頃のその友人は恐らく貴方のことを好き、信頼していたことと思います。
これはあなたのことを嫌いなその友人と、あなたのことが好きな小学生の頃の友人はある意味で別人だと考えると分かりやすいかも知れません。
たとえ今の友人が貴方様のことを嫌っていたとしても、小学生の頃の思い出とは分けて考えるべきなのです。
たとえ最後がなんであろうと、その過程で得た思い出や経験には価値があり、意味がある。
最後がダメなら全部ダメというのならば人間誰しも最後は死ぬので、生きている意味なんてありません。
天国や地獄があるかないかは分かりませんが、仮に死んだら全てが無くなってしまうとしても私が生きたこの瞬間に価値と意味はある。
ちなみにもしもそんなものには意味がない!と仰るのであれば、それはそれで別に嫌われたって良いではありませんか。
どうせ最後は0なのですから。