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自己評価の低い女性がクズな男に嵌まる理由

クズ男は死なない

それではクズ男と良い男の違いについてご説明させて頂きます。

自己評価の低い女性目線で考えたとき、クズ男に対しては「自分のことを殴るし、金をせびるし、浮気もする男」という評価を下しています。自分で苦労して得た結論なので、彼女たちはこの結論を疑いません。

一方で良い男に対しては「一見すると良い男だけど、本当に良い男なのか分からない」という評価を下しているのです。

ここで重要なのは彼女たちは「1秒でも長く生きる」という行動理念になっているということ。

クズ男は確かにクズな男ですが「自分のことを殺す」という可能性は彼女たちの中で存在しないのです。一方で良い男は評価が確定していないので「0.0000001%くらいの可能性で自分のことを殺すかも知れない」という判断になってしまうのです。

するとこの2人の評価は「屑だけど100%殺さない男」と「良い男だけど0.0000001%の可能性で自分のことを殺す男」という評価になります。

判断基準が「1秒でも長く生きる」というものだけである場合、彼女たちが選択するのは前者です。

 

もちろん彼女たちは頭の中でこんな複雑な計算をしているということはないでしょう。この計算は彼女たちの心理を説明するためのものに過ぎません。

実際に彼女たちの脳内で行われている思考はある意味でもっとシンプルです。

「クズかどうか分からない男より、クズと確定した男」

彼女たちは何よりも「不確定」を嫌うのです。

愛される権利

また彼女たちがクズ男に嵌まる理由として「愛される権利」を得やすいということが挙げられるでしょう。

というのもクズ男はクズなので、女性に対して多くの要求を突きつけます。

彼女たちは苦労をしてその要求に応えようとするのですが、ここでやはり先程の「自分で苦労して手に入れたものは疑わない」という法則が発動してしまいます。

つまり「苦労してお金を貢いだり」「苦労してセックスに応えたり」「苦労して殴られたり」すると「自分は彼から愛されるに値する努力をしたから愛されているはずだと思ってしまうのです。

逆に良い男と付き合うと女性はあまり苦労を致しません。

すると彼女たちは「自分が苦労をしていないということは、自分は愛されるに値していない」と感じてしまうのです。

そのため彼女たちが良い男と付き合うと、どれだけ彼らが愛を囁やこうとも「私は愛されるに値する努力をしていない」と感じてしまう。つまり言い換えれば「彼が言っている愛の言葉や行動は嘘である」と判断をしてしまうのです。

不幸から抜け出す

さて、それでは今回のご質問者様のような女性はどうすれば幸せになれるのか、というお話をさせて頂きたく思います。

最も簡単な方法は「賢い良い男」に出会うことで御座います。

具体的に言えば、彼女のことを傷つけるつもりは全く無いものの、彼女が「私は愛されるに値する」という実感を得るためだけに、彼女に対して命令や要求が出来る賢くて良い男に出会うということ。

例えば「ご飯を作って欲しい」とか「部屋の掃除をして欲しい」という程度のものでも構いません。彼女が「私は彼の役に立つことをしている」と実感が出来れば何でも良いのです。

これは女性を自分の奴隷のように扱うとは全く異なる概念であることをくれぐれもお忘れなきよう願います。むしろ彼女たちが安心するために、彼氏が「命令をする」という奉仕を行っている状況でなければなりません。この構造を勘違いした男性が偉そうに女性に命令する状況をよく見かけますが、それと勘違いをしないようくれぐれもご注意下さいませ。

 

次に自己評価の低い女性が自分自身で出来ることについて考えてみましょう。

基本的に自己評価が低くて悩んでいる女性は、能力や地位とはあまり関係がありません。オリンピックで金メダルを取ろうとも自己評価が低い方は得てして低いままなのです。

「私は勉強ができないから」と言って自己評価を低くしている女性は、学年トップになっても「世界レベルで見ればまだまだ無能」と言ってしまうことでしょう。

むしろ重要なのは低い自己評価は「能力や地位」が原因なのではなく、「保身的な思想」から来ているということを理解することだと思います。

断っておきますが保身的な思想が悪いわけでは御座いません。

たしかに保身と言えば悪いイメージが強いですが、人間として当然の感情ですし保身感情が無くなるのはそれはそれで大きな問題なのです。

自暴自棄な犯罪者がその典型でしょう。彼らは「別に死んだって良い」と思っているからこそあそこまで自暴自棄になれるのです。

ただ、何事においてもバランスが重要なのは事実。

低い自己評価のせいで深く悩んでしまっている方は「保身感情」が強すぎる可能性が御座います。

低い自己評価の原因は「能力不足」ではなく「保身感情」なのです。そうにも関わらず「能力改善」ばかりをしていても何も問題は解決しません。もちろん能力改善は悪いことではありませんので、やめる必要は御座いませんが同時に自分自身の保身感情と向き合うことも重要でしょう。

 

どうか安心して下さい。

ご質問者様は能力が人より劣っているから自己否定をしているわけではありません。

自分のことが嫌いだから自己否定をしているわけでもありません。

ただ、自分の命が大切で大切だからこそ自分の評価を低くし続けているだけなのです。

ですので「自分のことを好きになれ」とか「誇れる成果を作れ」なんていう無理難題を要求するつもりは御座いません。

私からお願いしたいことは2つだけ。

1つ目はクズな男はどれだけ苦労をして尽くしてもあなたのことを愛さない、ということを理解すること。

金を貢ごうが、特殊なセックスをしようが、あなたのことを愛しません。自分が労力を払ったから愛されているなどというのは思い上がりです。

2つ目は70点を目指すこと。

自己評価の低い方はいつだって石橋を叩いて壊すのです。100点にならないと橋を渡らないくせがありますが、この世界に100点など存在致しません。

70点で十分なのです。最初から100点ではなく70点を目指しましょう。

安心して下さい。誰もご質問者様のことを完璧などとは思っていません。

 

最後に1つ質問にお応え頂ければ幸いです。

100歳まで生きられるけど不幸な人生と、80歳で死ぬ幸せな人生のどちらを望みますか?

強い保身感情は「100歳まで」を選ぶことがあるのです。もしもこの質問で100歳を選ぶのであれば、そのまま不幸な自己否定を続けることが最善でしょう。

ですがもし80歳を選ぶなら、状況を改善しなくてはなりません。

何故ならばご質問者様のような方は無意識に100歳の方を選択してしまっているのです。

それはある意味で「死なないためだけに生きている」とすら言えるでしょう。

その人生はDNAを運ぶだけの生物としては優秀ですが、出来ることな幸せな人生を歩んでほしいと私は願います。

10 Comments

宇佐うさこ

上野様、はじめまして。広島で婚活コンサルタントを営んでおります、宇佐うさこと申します。
いつも、上野様の深い人間観察、他分野にわたる造詣の深さに、感銘をうけている一人でございます。

今回の記事も、とても興味深く拝見させていただきました。

実際にクライアント様でも、学歴高く、仕事熱心で、容姿がよくても、自己否定が強いことが一番のネックになっている女性は多いです。
そういった方の場合、やはりきちんとした男性に好意を持たれたとしても
「おかしいんじゃない?他にもっといい女の人いるし」思って逃げてしまいます。

そのため、私も、お相手をご紹介する前に、自己肯定感をあげるワークなども取り入れています。

しかしながら、ダメ男にひっかかることもないですが、「旦那さんにするにはうってつけ」の男性に、恋心を持てず、かといって「旦那にするならいいよね!」と割り切れもしない彼女たちです。
上野様の論理でいいますと、0.0000001%の死ぬ確率を感じているということでしょうか。
上野様のご回答にもありましたように、女性が「自分が必要とされる理由」というのを、男性側に提案してみようと思います。

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NY

逆に自己評価の低い女性に対して男性がしてあげられる事って何なんでしょうか?
自分には地道にアタックし続ける事しか思いつきません。

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匿名

今回のような自己否定の強い女性を口説く時にアプローチをする場合は「お願い」をすれば良いということでしょうか、誉めたりするのはあまり効果がないのでしょうか、他に良い方法があるなら是非教えて下さい。

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31歳男性

非常に納得です。自己評価の低い子たちに、尽くした感を味あわせることは重要ですね。兼ねてより上野さんが言われる、してあげたこと×してもらったことが好意を育む、という話にも通じるなと思いました。
また、自己評価の低さは実際の能力とは関係ない、と思っていましたが、その背景が整理できてすっきりしました。

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はる

小さな頃から『気が利かない、やる事が遅い、お姉ちゃんは出来たのに』等々親に言われて育ってきたので、自分の自己評価が低いのかと思ってきました。日本の謙遜を美徳とする文化も影響があるのかと。
しかしこちらのコラムを拝見し、なるほどなるほど!納得です。今までのコラムの中で一番ストンと落ちてきました。
ありがとうございました。

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a

こんにちは、とても勉強になるお話でした。

メンヘラにこのような女性が多いのか、このような女性がメンヘラになるのかは
解らないですが、家庭環境に難があって育った人は常に「不安」を抱く性格に
なってしまうそうです。

「リスクを怖がる=不安」 なのかなと思いました。

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まさる

いつも楽しく拝見しています。上野さんの洞察力には毎回感嘆しきりです。今回の隠された文字を探せのあたり、完全に手玉に取られました。人の心理を先読みして書いてらっしゃるので「オレの心をよんでる?!」と感じてしまいました。難しい話を読者に体験させる事で理解させる手法、並の人には真似出来ない。あっぱれです。

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さんくす

男です。女性心理が全然わからないんで毎回参考にさせていただいています。

さて、今回の話は途中まで非常に判りやすかったのですが、結論に至るまでで、
よく判らない所があったので教えていただけると嬉しいです。
つまり、いい男とクズの両方からアプローチされたとき、女性としては
基本はどちらも嬉しい、という事なのでしょうか?
つまりアプローチされる事自体は女性にとってのプラスって事でしょうか。
自分の存在価値を肯定されてるって言う意味で。

しかし、その上で、いい男の「好きになる理由」は信じられずクズ男の
「好きになる理由」は信じられる。 だから女性は「自分を好きになる理由」と
「自分が好かれている状態」のセットでクズ男の方をプラス評価する
って言う事でしょうか?
追記していただけると嬉しいです。

返信する
****

クズ男(のDNA)という存在は、メスの生殖特性ゆえ 自己肯定感が低い女性が、それを自分本位に利用するだけしか考えないクズ男とうっかり合致して繁栄しちゃった…というメスの後付けの産物でしょうか。俺の子供(DNA)、に異様に拘るわりには、産まれたらもう知らない、終了!って感じです。

繁栄したということは、質の低い人間が増えてもそれもまた必要悪な存在なんでしょうかね?生物連鎖の頂点の人間がクズ男のDNAに征服され、荒廃すると人間そのものが地球から自滅するでしょうね。そのときが人間という生物の頂点の臨界点なんでしようね。

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