【お悩み相談第31回】愛かお金か

【ご質問】

お金と愛ってどっちが大事ですか?

今、とある男性からプロポーズをされているのですが、彼はフリーターでお金がありません。

私もあまり給料は良くないので、結婚した場合将来のことが不安です。

彼は「お金より愛が大事だから大丈夫」と言っていますが、どうしたらいいと思いますか。

それからズバリ、結婚において「愛」と「お金」のどっちを重視すべきでしょうか?




※今回は便宜上「主夫」のパターンを完全に考慮から外しております。

あらかじめご了承くださいませ。

【回答】

ご質問誠に有難う御座います。

稼ぐ気があるのに稼げないというならまだしも、好きな女性と結婚するというのに「お金なんて関係ない」と言えるはずがないでしょう。

その女性のことが好きならば、その女性に降りかかる不幸を払い除けるために最低限お金を稼ごうとするはずです。

ですので、愛しているのに稼ぐ気もない男性というのは存在せず、そんな男性に愛など御座いません。

以上が結論になるのですが、もしお時間が御座いましたら余談にお付き合いいただければ幸いです。

 

 

余談

結婚の話題になると、必ずと言っていいほど話題に上がるのが「お金」か「愛」か、という問題でしょう。

もちろん、皆様お一人お一人の中に結論はあることと思いますが、私なりの回答をさせて頂ければ幸いです。

 

女の子とは、素直で、優しく、お金にそこまで興味がない生き物

「女性が結婚相手に求める収入」をアンケートで取ると、どうやら平均が500万円前後になることが多いようです。

これが多いか少ないか、ということは一旦おいておくとして、このアンケートに答えている女性が一体どんな気持ちで「500万円」と回答しているのかということを考えると、好き好んで「500万円欲しい!」なんて言っている方はあまり多くないのではないかと思います。

こういったアンケートにはだいたい1番下に「好きな相手であれば年収は気にしない」という回答があるのですが、おそらく女性はこの回答を一瞥(いちべつ)して「現実では、そんな夢見たいなこと言ってられないのよ」と思いながら「500万円以上」に丸をするのでしょう。

たしかに現実として「相手の年収なんて気にしない」と本気で言える方なんて、そうそういらっしゃいません。

普通に人生を歩んでいればそれが言えなくなる日をどこかで経験することでしょう。それが12歳なのか、15歳なのか、18歳なのか、そのタイミングは人によって異なりますが、どこかのタイミングで「愛を食べることは出来ない」という現実にぶつかるのです。

ただ、ここからは私の思い込みかも知れませんが、本当は女性だって「結婚相手には最低でも500万は稼いで欲しい!」なんて言いたいと思っていない、と考えております。

出来ることならば「愛があれば収入なんて気にしません!」と言える自分でありたかったものの、厳しい現実がそれを許さなかっただけなのではないでしょうか。

 

夢見る少女じゃいられない?

夢見る少女じゃいられない

非常に上から目線な発言で申し訳ないのですが、基本的に女性という生き物は「男性がきちんとしていれば」素直で優しくて、そんなにお金に執着しない生き物であると私は思っています。

「上野は現実を知らない甘ちゃんだ」と言われそうなものですが、そもそも女性が異常にお金に執着するようになったり、とんでもなくがめつく性格が悪くなってしまうのは、そうしないと生きていけないという状況に追い込まれてしまったからではないでしょうか?

確かに世の中には、驚くほど性格が歪んでいたり曲がっている女性がいることは間違いありません。

そういった女性が生まれながらにして曲がっていたのか、それとも育った環境によって曲がってしまったのかは分かりませんが、そういった女性を除いた多くの普通の女性は、「お金お金」と口にこそしているかもしれませんが心の底では別段そこまでお金を欲している訳ではないように感じます。

「男性に任せて置くと、もしかしたら私は生きていけないかもしれない」という風に不安を刺激してしまうから「お金お金」と言い出すだけで「この人なら任せられる」と思っている限り、そんなに「お金お金」とも言いません。

もちろん私が「現実を知らない甘ちゃん」な可能性もあるのですが、私は基本的に「女性は本来お金にあんまり興味がない生き物である」とすら考えているのです。

ただ同時に女性は「自分と自分の子供の生活の安定」には尋常ではない関心を持っているのは間違いありません。

ここが重要なのですが、女性は「お金」に興味がある訳ではなく「自分と子供の生活の安定」に強い興味を持っているのです。お金はその手段に過ぎません。ですので「女性と子供の生活の安定」を男性が提供することが出来るのであれば、女性は別段お金にそこまで強い興味を示さないと考えています。

逆に言えば「女性と子供の生活の安定」を男性が提供できない限り1億稼ごうが2億稼ごうが「もっと金が必要」と言い続けます。不安で不安で仕方がないのをお金で消し去ろうとするのですが、結論から言えば「お金」で不安を完全に消し去ることは出来ないので、永遠にお金を求め続けることでしょう。

勿論全ての女性が「そうだ」ということは御座いませんが、傾向としてはそう言った女性が多いのではないでしょうか。

5 件のコメント

  • 思わず「そうそう!」と言ってしまいました。

    愛情があることと、生活に必要なお金を稼ぎたいという思いは、一致する。常々感じています。

    それと同時に男性が窮地に陥った時、それを笑い飛ばして「誰々君なら大丈夫!」と
    笑顔で言える自分でいたいと思います。

    心底愛している女性が笑っていさえすれば、きっと男性は前を向いて生きていけるから。

    自分の人生を幸せに彩っていこうとする人間が、不幸になるはずがない。

    世間知らずと言われてしまうかもしれませんが、そう思います。

  • 以前「人として好き」と「愛してる(異性として好き)」の違いはなんだろうと考えたことがあります。いろいろ出ましたが割としっくりきたのは

    「幸せになってほしい」が”好き”。
    「幸せにしたい」が”愛してる”。

    です。前者はあくまで他人事。(これは特に男→女に当てはまりそうですね。)
    より普遍的に表現するならば

    「~してほしい」と相手に求めるのが”好き”
    「~してあげたい」と相手に捧げたくなるのが”愛してる”

    かな。後者の感情は人間を柔らかく、丸く、屈強にする。
    ものでも人でも仕事でも、それだけ愛せる対象を見つけたいものです。

  • ふわふわ書いてたらなんか言葉足らずな感じになってしまったので書き足します。

    先のコメントで何が言いたかったのかというと、
    本当に”愛してる”ならば、俺の手で幸せにしたい!って思ってるはずだから、上野さんの言う通り「その幸福の確保、不幸の回避のために不可欠なお金を稼ぐよう頑張る」よね!ってことです。

  • その通りだと思います。

    私の父はお金を稼ごうとせず、
    「なんとかなる」
    しか言わなかったため、
    母親が尋常じゃないほど働かされ
    子供達もかなり我慢をさせられて生活してきました。
    結婚当時は仲が良かったみたいですが、
    現在は両親の仲もかなり悪く、
    家庭崩壊にもなりました。

    困らない程度にお金がないと
    愛情だけでは幸せにはならないと思います。

  • 既婚者男です。
    上野さんの鋭い観察には毎度感心しています。
    今回の分析も頷ける所ばっかりです。

    しかし、これを事実として肯定した上ですが、今、結婚しない、
    付き合うすらしない若い人が多い理由がわかった気がします。

    数十年前の経済情勢では自分を捨てなくても彼女を作り結婚できた。
    しかし、今は少ない可分所得を他人に分け合う余裕が無い。

    今の若い男性にとっては、自分を捨ててまで他人(彼女)に貢献する
    理由が分からない、そんなパワーは無い、って感じなんでは
    ないでしょうかね。

    ではもっと昔はどうか?
    戦後の着のみ着のままで生きてた時も、可分所得は少なかった筈。
    でも、社会一般みんなそうだったから女性の側もそれがあたりまえだと思っていた。
    当たり前のレベル=ゼロレベルが低かったから、女性がゼロだと思う
    状況から、そんなにマイナスにはなりにくい=不安を感じにくかった、
    という感じではないでしょうか。

    今はハイレベルな生活が情報として入ってくるから、慎ましい生活が
    とてつもなくマイナスに見えてしまって、女性として「ああはなりたくない」
    という判断になる、そんな気がします。

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