ラブホの上野さん最新8巻発売開始!

「意見が異なる」=「敵」と考えてしまう人たち

これは”快諾”ではない

それでは実際に4コマ目まで入れて、先ほどの会話を見てみましょう。

 

 

 

 

 

この4コマの会話劇の問題点はズバリ2コマ目

このコマが問題で御座います。

このセリフを言った瞬間、ABCのどれを選んでも嫌われる道しか存在しなくなりました。

おそらくは皆様の中には、このコマを見て「あ、こいつは嫌われる奴だ……」という感想を抱いた方もいらっしゃることでしょう。

そう、この佐藤さんの回答は決して”快諾”では御座いません。

そして、おそらくはその点こそがご質問者様がお悩みになっている点でないかと私は思っております。

理由を聞く=敵対

今回のお話をする上で、避けては通れない点として「ご質問者様」と「普通の人」の一体何が違うのか、というお話をさせて頂ければと思います。

さて、それでは下図をご覧ください。

これは縦軸を「討論が好きか嫌いか」

横軸を「意見の一致を重要視するかしないか」で示したグラフで御座います。

普通の人

まず重要なのは右下の「普通の人」で御座います。

普通の人という名の通り、圧倒的多数の方が該当する位置がここ。

この「普通の人」の最大の特徴は、何と言っても「意見の一致」を重要視することでしょう。

何事においても、相手と自分の意見が一致することを最優先に考えます。逆に言えば「意見が一致しない相手」は「敵」なのです。

そのため、意見が一致しないことが無いようにそもそも「討論」を避ける傾向が御座います。何故ならば仮に意見が食い違っていたとしても、討論をしなければそれが発覚しないから。むやみに討論をすれば、それだけ「意見が一致しないこと」が増えてしまいます。

・このタイプの人に多い特徴

【組織人】【リア充】【サラリーマン】

政治家系

次に「意見の一致」を重要視する方の中で、「相手の意見を自分の意見と同じにしてしまえばいい」と考えるのが「政治家系」

このタイプの方は自分と相手の意見が食い違っているかどうかを確認するためにも、積極的に議論を展開していきます。

そしてもし相手と自分の意見が違うと分かったら、相手が「私も同じ意見です」と言うまで徹底的に議論を続けます。また、もしそれでも相手が「同じ意見です」と言わないのなら、完全に「敵」として相手を認識するのです。

・このタイプの人に多い特徴

【面倒なタイプのオタク】【思想団体】【経営者】【政治団体】

ギャンブラー

政治家系が「意見を一致させるために」議論をするのに対して、「討論そのものが好き」というタイプが「ギャンブラータイプ」

あくまでも好きなのは「討論」なので、相手と自分の意見が一致するかどうか、ということはそこまで重要視はしません。人生が博打になりやすいので「ギャンブラー」と名付けました。

・このタイプの人に多い特徴

【ベンチャー】【クリエイター】【トラブルメーカー】【研究者】

超穏健派

最後にあまり見かけないのが超穏健派

よく言えば寛容ですが、悪く言えば無関心。

揉め事は起こさないタイプと言えるでしょう。

まとめ図

もちろん、この4つで完全に分けられる訳では御座いません。

例えば「ギャンブラー」と「政治家系」の間くらいという方もいらっしゃいますし、職場では「普通の人」だけど家に帰ると「ギャンブラー」といったように状況によって位置が変わる方もいらっしゃいます。

10 Comments

上野さんと喋ってみたいです!

「ギャンブラー系の人にとっては意見の不一致は喜ばしいこと」に共感の嵐です。私の大好物は「自分と全然違う考え方を持つ、または違う生き方をしてきた、ただただ私と意見交換してくれる人」です。逆に「なんの意見もない、もしくはあっても自分と同じ人」はどんなにいい人でも自発的に連絡をとって仲良くしたいと思えません。つまらないし会話に生産性がないからです。「これ可愛い」をカエルの歌のように重唱したところで生まれるのは脆い連帯感くらいです。おそらく女性の方が普通の人ゾーンに多く入ると思います。

上野さんのたとえでいうならば、私は生粋のギャンブラー系であり、同族が大好物で普通の人が好きではない。今まで長々と考えていた問題をわかりやすくまとめてもらい、スッキリしました。

私の推測では上野さんは「もともとかなりのギャンブラー系だけど社会に出てそのスタイルで痛い目を見たからぱっと見穏健派に徹している。が、頭の中で一人討論をしている”能ある鷹は爪を隠す系のギャンブラー系”」です。当たってますか?(笑)

返信する
ななこ

今回のコラムを拝見して、今まで喉につっかえていたものが外れる感覚がしました。
恋人や配偶者と意見が合わないという話を聞くとき、
違う人間なのだから意見が合わないのは当然で、問題はどうすり合わせをするかではないか。と常々思っていましたが、その考え方こそがギャンブラー系の考え方だったんですね。
私自身も、恋人と話し合いができないと感じる事がありますが、意見の対立=敵という考え方なら、話し合えないのも納得できます。
お忙しいところ恐縮ですが、一つ質問させて下さい。
恋人同士や配偶者間では、相手が討論が嫌いでも、話し合わなければならない時があると思います。
相手の意見を引き出すには、ギャンブラー型として、どういった対応を取れば上手く行くのでしょうか?
お目に止まれば幸いです。

返信する
ななこ

今回のコラムを拝見して、今まで喉につっかえていたものが外れる感覚がしました。
恋人や配偶者と意見が合わないという話を聞くとき、
違う人間なのだから意見が合わないのは当然で、問題はどうすり合わせをするかではないか。と常々思っていましたが、その考え方こそがギャンブラー系の考え方だったんですね。
私自身も、恋人と話し合いができないと感じる事がありますが、意見の対立=敵という考え方なら、話し合えないのも納得できます。
お忙しいところ恐縮ですが、一つ質問させて下さい。
恋人同士や配偶者間では、相手が討論が嫌いでも、話し合わなければならない時があると思います。
相手の意見を引き出すには、ギャンブラー型として、どういった対応を取れば上手く行くのでしょうか?
お目に止まれば幸いです。

返信する
しおたん

自分の意見をガシガシ言ってくれる人の方が自分の意見を言えるから付き合いやすいなと思ってたのでまさに自分はギャンブル女だなと思いました。
上野さんの頭の中を覗いてみたいと思いました。

返信する
リコ

今回のコラムが一番面白かったです。画像を見た瞬間に『自分はギャンブラー以外の何者でもない!』とピン!ときました
頭の中で常に自分の価値観を反芻して自分の頭では出てこない他人の新鮮な意見が大好き、どんな人のどんな意見でも大好物ですが自分の中のテリトリーは絶対に曲げない、これ程までこのような区分けにピッタリとハマる自己評価は見たことがなかったです。
多分ここにコメントを残す方もギャンブラータイプが多い、というかギャンブラータイプしか残さないのではないでしょうか

返信する
普通の人

このお悩み相談の表を見て納得しました。まさに政治家タイプの人に色々と迷惑をかけられて困っておりました。なぜ敵か味方かを区別したがり、私が味方だということを常に確認し、敵と接触していないかを心配するのかわからず疑問ばかりでした。周りと普通に接すれば良いのになぁーと思っていましたが、彼はそれが普通なのですね。周りが疎遠になる理由が自分には一切無いと思っているようなので、なんでわからないのか不思議でしたが私が彼をウザイと思うのが普通のようなので安心しました。
政治家タイプは敵だと思う人に攻撃しそうな気がするので、正直怖いなと感じています。

返信する
名無し

このコラムを読んでいると、モテない人がモテる努力をすることが、
どれだけ凄い事なのかを痛感できます。
勇気を出して質問した方が、無事に元気を取り戻せることを願っています。

返信する
たま

私はよく天然と言われることに悩んできました。「天然」というと困ったやつ、さらにいうとめんどくさいやつ認定されていることだとおもっています。どういう部分が天然なのかきいても、何かズレている、会話がたまに成立しないと言われ、具体的にどう改善したらよいか分かりませんでした。
今回のコラムをみて、やっと納得することができました。2コマ目を見たときも、快諾のコマを当てはめたあと、「この人はただ単に疑問に思ったんだな」と自然に理解できていたので、おそらくわたしはギャンブラータイプ、またはその部分を持っているのだと思います。そのため、このように普通の人からは意図がわからず不快に思うことを質問をしてしまうことが「天然」と言われることなのだと思いました。今後は質問に対して相手がどう思うか考えて発言したいと思います。
とても勉強になりました。ありがとうございました。

返信する
まさに角

ムチウチになりそうなほど頷きながら読みました!!!
「知りたいだけで喧嘩する気はない。」
本当にこれを理解して貰えたら救われるのに…。別に非難したいわけじゃないんです。
ギャンブラー系の自分からすれば、実際は違うことを思ってるのにその場で言わず合わせておき裏で文句を言う人々の方がよほど不健全で陰湿だと思ってしまうんです。効率も悪く非生産的だし。意見が違うことをいちいち敵だと思うのが本当にバカバカしい。こっちは敵対する気はないのに勝手に「敵」とみなす、自分と違う意見を認めない、そのほうがよほど好戦的だと思いませんか。

自分の意見を殺して、思ってもないのに「わかるーw」と心のないコミュニケーションをし続けなければいけないのなら、孤立したほうがマシだ。自由のない関係なんて正しくない、はず……と考えた結果、人との交流を避けるようになってしまいました。「はいはい私が悪いんですね!どうせ私は文句垂れの厄介者ですよ!」という逆切れでもあるんですが(苦笑)。私は少し理想主義すぎますね。
でも、「もう、多数の人から嫌われたくない。」これが本音です。寂しいです。

返信する
匿名

面白い記事ですね。

私の元カノがかなりのギャンブルタイプでした。私はどちらかというと普通の人タイプです。

彼女は意見をぶつけることを好み、私が折れて妥協することがしばしばでした。

しまいには、自分の意見を出さないで妥協してばかりで面白くないと振られました。

非常に疲れましたが、それでも元カノの意見をズバズバ言う姿勢に惚れていたので、悲しいです。

かといって、自分がギャンブルタイプならなれるかは正直微妙です。

返信する

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA


This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.