【ご質問】
男の人からのナンパの撃退法について教えて欲しいです。
ごく稀にですが1人で渋谷や新宿を歩いているとナンパをされることがあります。
私は一切その気がないのでLINE交換もお茶もしたいと思わないのですが、声をかけられてナンパとわかっても無視などができません。(無視して何かされたりあとをつけられたりした時が怖いため刺激しないように断っています)
実際私には彼氏がいて同棲もしているのでLINE交換とかお茶もできないその旨を相手に伝えるのですが、怯まずしつこくLINEを聞いてきたりお茶に誘われたりするのでほんとに困っています。
彼氏には相手にするからいけないんだと言われるのですが、やはり上記のように怖思いをしたくないと思うので無視ができません。
どうにか撃退する方法はないでしょうか。
【回答】
ご質問誠に有難う御座います。
「あなた……私が見えるの?」
「実はニューハーフなんです」
「これから彼氏と待ち合わせだからそれでもいいなら来る?」
「私はレズです」
「私、性病ありますけどいいですか?」
「今からお祈りに行かないといけないんです」
「あなたタイプだけどその服だけが好みじゃないから着替えてからもう一度声かけてね」
「(1人?と聞いてきた男に対して)お腹にもう1人」
これらの断り文句は「ナンパ 撃退」と検索してオススメされていた方法で御座います。
結論から言えば、これらの断り文句は全てオススメが出来ません。
これらの方法を考えた方には大変申し訳ないのですが、このような「上手いこと言った風」の断り方は身内のネタ話として楽しむ分には良いのですが、現実で使うのは非常に危険な方法なのです。
3タイプのナンパ師
彼を知り己を知れば百戦殆うからず。
孫子の兵法は現代のナンパ撃退にも役立つ至言で御座います。
それではまずナンパをする人間とはどういった人間なのかということを解説させて頂きましょう。
まずナンパをする人間は大きく3タイプに分けられます。
1つ目のタイプがビギナー。
酔った勢いでついつい声をかけてしまったようなタイプのナンパがこれに該当します。
このタイプのナンパ師は経験が浅いので、適当にあしらっても大した問題は御座いません。それこそ先ほどのような「上手いこと言った風」の断り方であしらえることも多いでしょう。
2つ目のタイプがプロフェッショナル。
ナンパの経験が豊富で、様々な技術と鋼のメンタルを持っているナンパ師がこのタイプに該当します。
また勧誘目的でナンパをするホストもまた、経験の豊富さとメンタルの強さという意味でプロフェッショナルに該当するでしょう。
そして3つ目のタイプが狂人。
コミュニケーション能力や人間性にかなりの難があるにも関わらず、度胸だけは怪物級なので平気でナンパをしている人間がこれに該当します。
この3つの中で最もヤバいのは「狂人」でしょう。
狂人は狂人なので何をしでかすか分かりません。この3つのタイプの中でダントツで危険な存在で御座います。
次点で危険なのがビギナー。
そして最も安全なのがプロフェッショナルでしょう。
「ビギナーよりプロの方が安全なの?」と疑問に思った方もいらっしゃるかと思いますが、プロはプロなのでアマチュアよりはるかに安全なのです。
プロボクサーはどれくらいの強さで人を殴ったら危険か把握しているのに対して、素人格闘家は限度が分からず殺してしまうというような話でしょう。
単純な戦闘力ではプロボクサーの方が圧倒的に上ですが、経験とスキルを積んだプロは限度を知っている分、素人よりもはるかに安全な存在なのです。