8つのパターン
【関心】【共感】【推測】について、それぞれ「出来る」「出来ない」の2つの場合に分けて考えてみましょう。
すると2×2×2で8つのパターンに分けることが可能です。
天使
関心・・・有り
共感・・・出来る
推測・・・出来る
人の気持ちを理解する3つの要素が全て揃ったタイプ。
相手のことを理解する能力は高く、コミュニケーションも円滑に進みやすい。
ただし、その分気苦労も多くストレスが貯まることも多い。
現実的にこんな人がいるかは疑問。
教祖
関心・・・無し
共感・・・出来る
推測・・・出来る
本質的に人の気持ちに興味はないものの、人の気持ちを理解する能力に極めて長けた存在。
博愛主義の方もここに入りやすいが、サイコパスっぽい方も多い。
カウンセラー
関心・・・有り
共感・・・しないorできない
推測・・・出来る
論理的に相手の気持ちを理解することに長けたタイプ。
感情移入しないので冷静な判断を下すことが得意。
ただし「冷たい」と言われやすいのがネック。
サイコパス
関心・・・無し
共感・・・しないor出来ない
推測・・・出来る
一般的にサイコパスと呼ばれるタイプ。
とは言えこの分類はあくまでも「人の気持ちの理解方法」を分類したものであり、良心や善悪とは関係が御座いません。ですのでこのタイプだからといって犯罪者であるというような判断は間違っております。
基本的には計算高く、コミュニケーションも円滑に行えるタイプですが、冷徹な判断を下すことも苦手ではないので経営者などに多いタイプと言えるでしょう。また人への関心が低いので人間関係で悩まない傾向も御座います。
優しき人
関心・・・有り
共感・・・出来る
推測・・・出来ない
非常に多くの方が分類されるタイプ。自分と似た人の気持ちを理解することには非常に長けているので、仲間内でのコミュニケーションではまずます問題が御座いません。
しかし、自分と似ているタイプ以外への理解力はあまり高くないので、新天地での人間関係は得意ではないでしょう。人に感情移入しやすいので、人間関係で悩みやすいのも特徴です。
思春期
関心・・・無し
共感・・・出来る
推測・・・出来ない
自意識過剰なタイプです。本人は人の気持ちを理解できると思っていますが、その精度はあまり高くないことが多いでしょう。
人の目を物凄く気にしてしまうタイプであるものの、その関心は「自分がどう思われているか」ということにのみ向かっているので、あまりコミュニケーション能力は高くありません。
自分と似たタイプで集団を形成することを好みますが、その中でも「嫌われていないか」といつも不安になってしまうタイプです。
悩み多き人
関心・・・有り
共感・・・しないor出来ない
推測・・・出来ない
人の気持ちを理解するという点に関して言えば、最もストレスを溜めやすいタイプです。
人のことを想う気持ちはあるものの、その能力が一切追いついておりません。また本人が「自分の推測能力は高い」と勘違いをしてしまうことも多く、その場合はストーカー的な行動に走ることもあるでしょう。
孤高の人
関心・・・無し
共感・・・しないor出来ない
推測・・・出来ない
そもそも人に興味がないし、仲良くなる気もないというタイプです。
社会で生きていけるかはともかくとして、本人的には何の問題もありません。