モテる男は勘違いしない
基本的に「いい男」や「モテる男」は、女性の好意を勘違いして告白するなんていうことは御座いません。
それはその女性以外の女性からもフランクな対応をされる経験が多く、またその女性以外からも優しさを向けられる機会が多いので、ちょっとやそっとの優しさでは1番優しい女性にならないからでしょう。
しかし、日頃からフランクな対応をされない男性、他の女性から「丁寧な対応」しかされていない男性というのは、女性が少し「マニュアル」から外れた対応をするだけで「1番優しい女性」になってしまうのです。
ですので、もしも勘違いをさせたくないのであれば「マニュアル通りの丁寧な対応」が最も効果的な対応であるのは間違いありません。
非常に差別的な物言いになってしまって申し訳ないのですが「仕事中に雑談をする必要がありますか?」というような雰囲気の女性は、恋愛という意味では男性からの評価は非常に悪いのです。同じように「頑なに敬語をやめない女性」や「プライベートの話を一切しない女性」もまた男性から勘違いされることは少ないでしょう。
また「告白されそうな状況に行かない」ということも重要です。
そもそも告白するためには2人きりになる必要が御座いますので、2人きりにならないことも重要でしょう。もちろん「ちょっと仕事のことで話があるから、少し残ってくれ」というような嘘で誘い出す卑怯な男性の場合は対処のしようがありませんが、告白をされないためには「告白できそうなシチュエーション」から逃げる、ということも重要です。
学生であればまだしも、例えば社会人で「明日、2人で飲みに行きませんか」と真剣な顔で言われたら、それを断るのも手でしょう。告白した後に断られるのと、告白する状況すら与えられなかったのでは、前者の方が明らかにあと腐れが残ります。
何故ならば後者であれば、「いや、俺は呼び出したけど別に告白するつもりなんてなかった。」と本人が自分を納得させることが出来るのです。「告白して断られる」というイベントを発生させるからあとに引くことが多いのであり、明言さえしなければ本人はいくらでも自分のことを誤魔化してくれることでしょう。明言をしないというのは本人の自己満足のためにも非常に重要です。
好きでもない人から告白された時にあと腐れなく断る方法
最初にお伝えさせて頂くと、あと腐れがあるかないか、というのは「女性の断り方」よりも「男性の性格」に原因があることがほとんどです。
「あと腐れがないタイプの男性」は、どれだけ適当に断っても、そこまであと腐れはありませんし、逆に「あと腐れがあるタイプの男性」は、どれだけ一生懸命頑張って断ってもあと腐れが残ってしまうのです。
しかし、それでもなお最低限の断り方を学んでおくことは重要でしょう。
そもそも「あと腐れがあるタイプの男性」は基本的にモテない男性で御座います。モテる男性の中にはポンポン色々な女性にアプローチをしている男性もおりますが、このタイプの男性は少なくとも「告白」の段階ではそこまで女性に思い入れがないので、あと腐れが酷いということもあまりないでしょう。
さて、モテない男性が告白する時というのは一世一代の告白であることがほとんどです。自分の中にある全ての勇気を振り絞り、告白をしている。その勇気を蔑ろにすると、非常に高い確率であと腐れが発生します。
まず1番大事なこととして、相手が言いたいことを全部吐き出させるということが重要でしょう。
告白をする、ということは相手はその女性に対して様々な感情を持っているのです。どんな時に好きになったとか、何をしてもらって嬉しかったとか、そんな様々な感情が彼の中では渦巻いている。その感情を全部吐き出させないと、高確率で彼はその告白を引きずり、結果としてあと腐れが生まれます。
特に「相手が自分のことを好きなこと」をしっかりと受け止めてあげることも重要でしょう。告白を断る際に「私のこと好きなんて勘違いだよ」というようなことを仰る方がいらっしゃいますが、彼の中では間違いなくあなたのことが好きなのです。ですのでそのことを否定するとその男性は非常に思いを引きずることになってしまうことでしょう。
言い訳を与える
その告白が自分勝手なものだとしても、その男性は告白を断られることで間違いなく精神的に大きなダメージを受けてしまいます。
ではその男性が失恋から立ち直るためには、一体何をすれば良いでしょうか。
これは非常に簡単です。
相手の男性は「自分に魅力がないから振られた」と考えるから、心に大きなダメージを受けるのです。逆に言えば「振られた原因」が自分以外にあると思えば、人間は結構簡単に立ち直ります。
状況によって使い分ける必要は御座いますが
- 実は私レズなの→僕が振られた理由は彼女の性別的な好みの問題のせい!僕は悪くない!
- 実は彼氏がいる→僕が振られたのは彼女に彼氏がいたから!僕は悪くない!
- 実は結婚している→2と同じ
- 実は好きな人がいる→僕が嫌いなのではなく、僕以上の人がいただけだ!僕は悪くない
などがこれに該当します。
もちろんこういった「彼以外の原因」が本当にあるのであれば、それに越したことはありませんが、もしも無いのであれば嘘をつくことも重要でしょう。その場合、言うまでもありませんが露呈しない嘘をついた方が良いのは間違いありません。
逆にこの状況で最も言ってはいけない言葉は「好きな人はいないけど、あなたは嫌」
確かに女性からすればそれが真実でしょう。しかし、その相手のためではなく自分のためにその言葉を言わないで欲しいのです。そんな言葉を言われたら、その男性は確実に精神的にダメージを受け、誰かに当たらずにはいられなくなります。そしてその「誰か」というのはその女性であることが非常に多いのです。
もちろん悪いのは誰かに当たる男なのですが、正論を振りかざして問題を引き起こすのは賢明な判断では御座いません。
最初の言葉をどうか思い出して下さいませ。
細道で犬に出会ったら、権利を主張して咬みつかれるよりも、犬に道を譲った方が賢明だ。たとえ犬を殺したとて、咬まれた傷は治らない。