「いい男」と「モテる男」は違う。

モテる男とはいい男とは

モテる男とは何か、ということを考えると「多数の女性と関係を持てる男性」ということになるでしょう。

10股をしている男性は倫理的に良いか悪いかはともかく「モテる男」であることに異論はないことと思います。

一方でいい男とは何かということを考えると、これは「女性を幸せにできる男」ではないでしょうか?

もちろん「社会に膨大な貢献ができる」とか「スポーツで素晴らしい成績を残す」ということをされている方も当然「いい男」なのでしょうが、今回は恋愛の話なので「女性を幸せにできる男」にフューチャーして考えさせて頂きます。

これは野球で例えると「安打」と「打率」であると言えるでしょう。

まずモテる男の定義は「多数の女性と関係を持てる男性」ですので、言い換えれば「何人の女性を落とすことができたか」という「どれだけの数を積み重ねることが出来るのか」ということになります。これは野球で言えば「安打」ということになるでしょう。

一方でいい男の定義は「女性を幸せに出来る男」ということですが、どんな男性でも100%女性を幸せにすることは出来ないので「女性を幸せに出来る確率が高い男」ということになります。これは野球で言うと「打率」ということになるでしょう。

さて、それではここで先ほどの話に戻ります。

安打数を増やすために最も重要な要素は「打率」ではなく「打数」で御座います。もちろん打率が低すぎれば試合に出させてもらえないので打率も大事なのですが、極端な話100回に1回しかヒットを打てない3流バッターであっても30万回バッターボックスに立てば3000本のヒットを打つことが出来ます。また恋愛は野球と違って本人の気力さえあれば試合に出ることが出来るので成功率を上げなくても問題がないと言えるでしょう。また数学が得意な方は「成功率0なら意味がない」ということにお気づきかもしれませんが、恋愛において「成功率0」なんていうことはそうそう起こりえません。「3戦0敗。成功率0だ」というような状況はありえますが、それは成功率が低いためまだ成功をしていないだけのこと。

一方で打率はそういうわけにはいきません。

100回に1回しか打てないバッターは1000回立とうと100万回立とうとも、打率は1%のまま。打率を上げるためには自分のバッティング技術を上げるしか方法は御座いません。

ここで考えなくてはいけないのは「打率を上げる方法」と「安打数を上げる方法」は必ずしも一致しないということ。

先ほどの伊藤智仁選手はその典型例でしょう。彼のルーズショルダーという特徴は「自分の能力を上げる」ために役立ちましたが、一方で「選手生命を短くする」ことにもなってしまいました。つまりルーズショルダーという特徴は「打率を上げる」ということには非常に役立つものの、同時に「選手生命を短くする=打数を減らす=安打数を下げる」ということにも大きく影響を与えてしまったのです。

※伊藤智仁選手は投手なので安打数ではなく勝利数。打率ではなく防御率と表現するべきでしたが、野球に詳しくない方を混乱させないために統一させて頂きました。

モテる要素といい男の要素

さて、それでは本題に戻りましょう。

そもそも「たくさんの異性と関係を結べる」ということは男性にとって都合がいい生存戦略で御座います。

人間も生物である以上「生物的な生存戦略」というものを根底にして生存をしているのですが、その視点で考えるとオスの最も効率的な生存戦略は「多数のメスと関係を持ち、なおかつ子供の世話を相手の女性やその他の男にやらせる」というものでしょう。非倫理的かどうかはともかく、一匹のオスの視点で生存戦略を考えるとこの方法こそが間違いなく最善です。

一方で「女性を幸せにする」というのは、その言葉の通り女性にとって都合がいい生存戦略であると言えるでしょう。

そして女性にとって効果的な生存戦略は「優秀なオスを捕まえて、なおかつそのオスに子供の面倒を見させる」というもの。女性は100人の男性とセックスをしても、子供は1人しか産めません。また安定的に食料を供給してくれる存在がいなければ母子ともに死んでしまうので、最低でも自分が働けない間は自分に食料を供給する男を確保することが極めて重要です。

このように男性と女性では、そもそもの生存戦略として相容れない部分が少なからず御座います。もしも男女共に「自分にとって最前の生存戦略」を取ろうろしたら。いかにたくさんの女性と関係を持つかという生存戦略と、1人の男を確保するという生存戦略が両立するはずがありません。

つまり「モテる男」というのは「男性にとって都合のいい生存戦略」であるのに対して、「いい男」というのは「女性にとって都合がいい男性の生存戦略」ということで御座います。

男性がモテる男になりたいのは当然の話でしょう。その方が理にかなっているからで御座います。

女性が「良い男」を求めるのは当然の話でしょう。その方が理にかなっているからで御座います。

確かに「良い男の戦略」と「モテる男の戦略」には一致する部分もあるのですが、同時に少なからず相反するところもあるということもご理解くださいませ。もちろん逆にどちらの生存戦略にも適さないものもまた御座います。

いい男がモテる男になれない理由

もちろん、いい男の要素とモテる男の要素の両方を兼ね揃えたハイブリットの男性が誕生することが出来れば最高なのですが、現実問題としてそんな男はそこまでたくさんおりません。

残念ながら「モテる」に特化した要素というのは、だいたい「いい男ポイント」を下げることが非常に多いのです。伊藤智仁選手が短期間とはいえ凄まじい成績を残すことが出来たのは「選手生命」をものすごく短くしたから。どちらかに特化すると、たいていの場合反対側の能力がおろそかになるのです。

例えば「手当たり次第に女性に声をかける」という要素は「モテる男ポイント」を間違いなく大きく上げる要素でしょう。このコラムを読んだ女性の多くは「そんな男は最低だ」と仰ることと思いますが、現実問題として手当たり次第に声をかける男性は「たくさんの女性と関係を持てる」という意味ではモテるのです。

しかし、多くの女性が「そんな男は最低だ!」と仰るように「手当たり次第に女性に声をかける」という要素は「いい男ポイント」を間違いなく下げる行為でもあると言えるでしょう。それは「手当たり次第に声をかける」という行為が、男性にとっては都合がいいものの、女性にとっては都合が悪いからに他なりません。

逆に「誠実に女性に尽くす」という要素は「いい男ポイント」を間違いなく上げますが、1人の女性に莫大な労力を割かなくてはいけないので「モテるポイント」は間違いなく下がります。「いやいやそういう男はモテますよ」と仰る女性は少なくないかと思いますが、少なくとも「オス」という生物にとって「セックスができる」ということこそが「モテる」であり「〇〇さんのこと大好きです!」と言われることは「モテる」ではないのです。

それでは様々な男性の要素を考えてみましょう。

今回のコラムの最初にあった「女性にガツガツする」という要素は、触れ合う女性の人数が増えるのでモテ男ポイントは増えます。一方でガツガツしている男性は女性からあまり好かれないので成功率は下がり、いい男ポイントは下がります。

「女性に誠実な男」というポイントは間違いなく「いい男ポイント」は上がりますが、一方でモテる男ポイントはやや微妙。そもそもたくさんの女性と関係を持っている時点で誠実ではないのでモテ男ポイントは極端に下がるとも言えるでしょう。

また「清潔である」というように「いい男ポイント」と「モテる男ポイント」の両方をあげる特徴も御座います。言い換えれば「不潔」は両方のポイントを下げる最悪の要素であると言えるでしょう。

【特徴】 いい男ポイント モテ男ポイント
ガツガツする 下がる 上がる
誠実である 上がる 微妙
清潔感がある 上がる 上がる
連絡がマメ 上がる 微妙
顔がいい 上がる 上がる
おしゃべり 微妙 上がる
聞き上手 上がる 上がる
不潔 下がる 下がる

女性の不幸

恋愛における女性にとって最大の不幸が何かと考えると、私は「いい男」と「モテる男」が違うということにあると考えております。

そもそも誠実な男しか女性にモテないのであれば、この世から浮気なんていうものは消滅します。生活能力皆無で浮気しまくりのバ◯ドマンがモテるのは皆様も認めるところでしょう。

モテる男は「出会い〜恋人になる(正確にはセックスをするまで)」が非常に得意なのです。一方でいい男は「恋人〜結婚期間」で非常に高い能力を発揮します。

もちろん女性視点で見たときに最高の男性は「自分と付き合うまではモテる男で、自分と付き合ったら良い男になる男」で御座いますが、そんな人間は残念ながらあまり多くありません。ある意味で「モテる男」は”いい男ではないから”モテることが多いとすら言えるのです。

手当たり次第に声をかけ、1人1人の女性に労力を割くよりも数を重視する。地に足のついた言葉よりも、歯の浮くようなセリフを言うような男が残念ながらモテてしまうのです。

おそらくこんな反論があることでしょう。

「そんな男になびく女はバカな女だ。いい女はそんな男に騙されない」

この反論は残念ながら極めて女性的な反論であると言わざるを得ません。少なくとも生物学的な話をすれば男性は「いい女」と「バカな女」を見極める必要があまりないのです。男をオスと捉えて考えるのであれば、大事なのは「数」であって「質」ではありません。もちろん同じ数なら質が高い方が良いのは当然ですが、数を犠牲にしてまで質を求めるのは非効率的なのです。

またこれは自論ですが、男性は優秀な男とそうではない男で大きな差があるものの、女性はだいたいみんなおしなべて優秀です。言い方は悪くなりますが、女性は「ハズレ」が少ないのです。一方で男性は「ハズレ」の方が多いと言っても良いくらい能力が極端に上下に分かれます。

そしてこれは愚痴のようで申し訳ないのですが「そんな男になびく女はバカな女だ。いい女はそんな男に騙されない」と仰る女性にどうしても言いたいことが御座います。

女性が「モテるだけの悪い男」に騙されないなら、いい男なのにモテない可哀想な男はもっと救われています。

モテる男だけの悪い男のせいで割りを食っているのは、女性だけでは御座いません。

2 件のコメント

  • 漫画全巻持ってるけど、もう2冊ずつ買わなきゃ(使命感)あとフラッパーと、ん?財布にお金が無い?馬鹿な。

  • 男性はアタリハズレでかいの解るわw
    ノーベル賞貰うのも大量サツジンやらかすのもほぼ男性だからなー。
    すんごい優秀な人も居るんだけどね。
    あとは単純に男性のが数が多いから変なのも目立つというか。

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