【お悩み相談第4回】敗者は意見も許されない

【ご質問(概要)】

自分が同性愛者か、異性愛者か、バイセクシャルかわからず悩んでいる。

そして自分が「異性愛者ではない」ということを伝えると、周りの人が引くので言えずに悩んでいる。

どうしたら良いでしょうか?

※ご質問文がやや長かったのでここではご質問の概要だけ記載させて頂きます。

ご質問文の全文はこちら

【回答】

ご質問誠に有難う御座います。

非常に厳しいお話をしなければなりません。

ご質問者様に私がお伝えできることは「名乗るのは勝手ですが、受け入れられるかは別問題」ということ。

受け入れてくれる方もいらっしゃるでしょうし、気持ち悪いと拒絶される方もいらっしゃることでしょう。

そしてオブラートに包まずに言えば、肯定的に捉えてくださる方が少数派であり、否定的に捉える方が多数派かと思います。

おそらくネット上で聞けば「そんなのは差別だ!」と平等主義の綺麗な意見を仰る方が極めて多いでしょうが、そんな意見を鵜呑みにすることを私は勧めません。

  • 自分の子供が同性愛者だったとき
  • 長年の友人から同性愛者であることを告白されたとき
  • 片思い中だった異性から「自分は同性愛者だから君とは付き合えない」と言われたとき
  • 成績も性格も能力も同じな「異性愛者」と「同性愛者」の2人のうち、1人だけを採用しなければいけないとき

 

そんな状況にならないと人間の本性など判りません。

なんのリスクもないインターネットで綺麗事を言うのは簡単ですが、その意見を現実でも同じように言うというのは極めて難しいことなのです。

ですので、ネット上で「同性愛者を差別するのいけないことだ!」と主張していた方でも、面接の場で「異性愛者」と「同性愛者」のどちらかを不合格にしなければならないとき、よほどの能力差がない限り、いえ、それどころかよほどの能力差があったとしても、「同性愛者」を不合格にすることでしょう。

しかもそんな状況になったとしても「そりゃあわざわざ同性愛愛者を選ぶわけないじゃん」と言わず「彼が同性愛者だったから落としたんじゃない!平等に判断し、彼を不合格にしたんだ!」と他人に、自分に言い聞かせながら不合格にするのです。

貴方は同性愛者のことをどう思いますか?

 

結果を表示する

読み込み中 ... 読み込み中 ...

さて、このアンケートの結果ですが、おそらくは「なんとも思わない」が1番多くなることでしょう。

もちろん、私の予想に過ぎませんので、全く違った結果になるかもしれませんが、今の時点では判りませんので、それを予想して書かせて頂きます。

私の予想では「気持ち悪い・嫌い」を選んだことはほとんどいないことと思います。

それも当然で、こんなアンケートで「気持ち悪い・嫌い」を選ぶ方というのは、よっぽどの正直者か、性格が捻くれている方のどちらかでしょう。

普通、心の中では「同性愛者は嫌い」とか「気持ち悪い」とか考えていたとしても、表向きは「差別してはいけない!」と口にするのが普通の人間で御座います。

「正直に答えて下さい」なんて言ったって正直に答えるはずありません。

というより、本人は少なくともその段階では「差別してはいけない」と思っているのです。

しかし、いざその問題に自分が直面したとき。

例えば、自分の彼女がバイであったり

例えば、自分の子供がゲイであったり

例えば、自分の親友がレズであったり

例えば、自分の部下がトランスジェンダーであったり

そういう時に、どう行動するのか、というのはその時になってみないと本人すら判りません。

言うのは勝手だが、受け入れられるかは別問題

もし、私がゲイであったら、少なくとも表向きは誰にも言うことはないと思います。

と言うより、私はゲイかも知れませんよ?

口には決して出さないのですから、異性愛者のふりをしているだけのゲイの可能性だってあるのです。

誰がなんと言おうとも、少なくとも今、この瞬間の世界のことを考えれば「LGBT」を口にするという行為は、デメリットこそあれ、メリットなどほとんど御座いません。

強いてメリットを言えば「本当の自分を受け入れて欲しい」という欲望が満たされるくらいのものでしょう。

例えば私が「動物と性好意をするのが大好きな獣姦マニア」だったとします。

・別に誰にも迷惑をかけていない(少なくとも人間には)

・別に違法行為ではない(一部の例外を除けば)

・先天的なもので、どうしようもない

という意味では、LGBTと”ある2点”を除いて大した差はないでしょう。

おそらくは「獣姦」というのは世間からは比較的、肯定的に捉えられない性癖で御座います。

ですので私が「私は獣姦フェチです」と言ったら、多くの方から「気持ち悪い」と言われることでしょう。

その「気持ち悪い」は悪でしょうか?

そんなことを言ってしまったら、世界中の辞書から「気持ち悪い」という言葉を消さなくてはなりません。

それに仮に「悪」だとして、それを言わないようにすることに何の意味があるのでしょうか?

人間が気持ち悪いと思っているものを、法律で「気持ち悪いと思わない」と思わせることに何の意味があるのか。差別を無くすという大義名分があれば、人の感情すら支配して良いのか。

私は何も無駄に「LGBT」を弾圧しろ、と言いたいわけでは御座いません。

そうではなく、LGBTを気持ち悪いと感じる人間の思想を支配する理由が、正当性が、そもそもにそんなことが可能なのか、ということを考えているだけ。

そして、少なくとも今日の段階では、その支配は成立していない。

それならば個人のレベルで物事を考えれば、自分がLGBTであることを告白する理由が存在しないのです。

どうしてわざわざ自分から

「私は皆様から嫌われ、差別され、見下され、軽蔑されることが極めて多い存在です」と言わなくてはならないのですか。

嫌う人が、差別する人が、見下す人が、軽蔑する人が悪いんだ。と言うのは簡単ですが、事実なのだから仕方がない。

例えるなら、街中で刃物を振り回している狂人がいたとして、わざわざ近づくようなものでしょう。

悪いのはその狂人です。そこに間違いはありません。

ですが、もし「彼が悪いのだから、私はその道を通る権利がある」というような理由で近づく人間がいたとしたら、私は申し訳ないのですが、そんな方とは決して仲良くしたいと思わないでしょう。

オブラートに包まずに言えば、刃物を振り回す狂人よりも、「権利」などという紙ペラを振りかざして危険に身を投じる人間の方が何倍も狂人に見えてなりません。

私はどちらが悪いかは興味がないのです。

ただ間違いなく自分にとってデメリットになる告白を、少なくとも私なら致しません。

秋からドラマ2期も始まります! 是非ドラマ「ラブホの上野さん」をご覧ください!

FODでは1ヶ月無料キャンペーンが御座いますので、是非ご活用ください。

3 件のコメント

  • うーん確かに。
    最近の差別駆逐の動きは、悪とは言わないけど、有無を言わせぬ正しさと弱さを武器に自然な感情すら駆逐しようとしている感じがして怖いなと思う。

  • 差別を受け入れてしまうことは、いずれ自分の身に同じことが降りかかってくることを許すことだと思います。何故自分は将来にわたって差別されないと確信を持てるのでしょうか?差別対象となるものは性別やセクシャリティだけではありません。日本人だから、特定の職業に就いているから、一定の年齢を越えたから、そんな理由で差別されるかもしれません。

    ただし生理的に受け入れられないものを「気持ち悪い」と思う自由も人は持っていると思います。必要なことは、「他者を理解・納得し同調する」ことではなく、「自分と異なる人間がいることを認知し尊重する」ことだと思います。

    人はそれぞれ違って当然です。勝者が敗者を踏み潰すだけの世の中でなく、どうしても勝者と敗者が生まれるとしても、勝者と敗者が互いの存在を認知して尊重できる世の中になればと感じました。

  • 私は男です。ホモは気持ち悪いと思いますが、レズはOKです バイも同じ男のバイは気持ち悪いと思いますが女のバイは許せる あくまで私の中での事です

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。

    CAPTCHA