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【クリスマス予約可!】大人の香りがプンプンするラブホテル【ラブホレビュー】

私はこれまでラブホテルをレビューする際に「お部屋が綺麗」とか「アメニティが豪華」というような言葉を使ってきました。

もちろんそれらは嘘では御座いませんし、それらの点が重要ではないということでも御座いません。しかし、世間体を気にするあまり綺麗な言葉に逃げていたのもまた間違いないでしょう。

ラブホ女子会やビジネス利用が増えてきたとは言え、ラブホは基本的にセックスをする場所で御座います。

ですのでラブホをレビューする際には、セックスの場として適切かどうかを語るべきだったでしょう。

さて、今回私が宿泊したのは錦糸町駅徒歩5分にあるホテルバンブーガーデンの502号室で御座います。

部屋は広く綺麗で、アメニティの質も極めて高い。それ以外にも魅力を挙げればキリがないのですが、そんなお上品なレビューは後回しにさせて頂きます。

セックスの場としてバンブーガーデンはどうなのか。

まずはそのお話をさせて頂きたく思います。

 

セックスの話を飛ばす

 

まず誤解を恐れずに断言させて頂きます。

このホテルからは青春の香りが一切しませんでした。お互いにどこか恥じらいの残る、いわゆる「純愛もの」のラブコメや少女漫画に出てきそうなセックスの香りはこのホテルに一切御座いません。

このホテルにあったのはお互いに身体を求め合い、そしてまともに言葉も交わせなくなるような激しいセックスの香りで御座います。

もちろん、物理的に匂いがしたというわけでは御座いません。バンブーガーデンという空間そのものから、その香りがしたという意味で御座います。

ですので先程の警告文を読んで、ジャンプを選んだ方にはバンブーガーデンはあまりオススメ出来ません。まだ性経験が少なく、セックスそのものを楽しむレベルに到達されていない方であれば、バンブーガーデン以外のラブホテルに行った方が良いでしょう。

しかし先程のジャンプを素通りした貴方様には、バンブーガーデンを強くオススメさせて頂きます。決して口には出来なくとも、心のどこかで意識が飛ぶようなセックスを望んでいる貴方様にバンブーガーデン以上のラブホテルはそうそう御座いません。

大の大人が恥じらいも理性も投げ捨てて、互いに快楽を貪り合うようなセックスがバンブーガーデンにはよく似合うことでしょう。「愛を確かめ合う」なんて生ぬるいセックスではなく、行為の最中は理性的なことなんて全て投げ捨ててしまうようなセックス。普段はどこか大人しいセックスをしている恋人たちも、この部屋ですればそんな本能的なセックスをしてしまうのではないかという魔力が、この部屋には御座いました。

ガラス張りの浴室の魔力

バンブーガーデンは高級路線のラブホテルで御座います。そのため鏡張りの天井や、七色に輝くバスタブのような、露骨にラブホテルっぽさを煽る設備はほぼ存在致しません。

そんな中、唯一ラブホ感を醸し出しているのがガラス張りの浴室で御座います。

ソファーから丸見えのこの浴室は、ここがラブホテルであることを否が応でも主張しています。これが無ければバンブーガーデンがラブホテルであると気が付かない方も非常に多いことでしょう。

 

さて、おそらくガラス張りの浴室が苦手な方も多いことと思います。そのお気持ちはよく分かります。私もあまり好きでは御座いませんでした、なにせ清掃が死ぬほど大変ですから。

しかし、少なくともバンブーガーデンに関して言えば、このガラス張りの浴室が非常に素晴らしいと感じました。

まず何よりもデザインとして非常に優れております。

浴室をガラス張りにすることで、客室も浴室も実数値以上に広く感じさせる効果が御座いました。バンブーガーデン502号室は50㎡とそもそも非常に広いのですが、実際に利用してみると、この部屋を2人で使うのが勿体なく感じるほど豪勢に感じます。ちなみに参考までに一般的なラブホテルの部屋は20㎡前後で御座います。

 

また浴室側から見ても、ガラス張りの浴室には非常に良い効果が御座いました。この浴室もまたそもそも非常に広いのですが、ガラス張りにすることで一際広く感じます。

さらに「景観」という意味でも非常に魅力的で御座いました。

壁を無味乾燥なタイルからガラス張りに変えるだけで、非日常感が格段に演出されます。さらに豪華なお部屋が見えることで浴室にいても極めて贅沢な空間にいることが鮮明になるのも良いでしょう。

しかしそれ以上に重要なのが上品にエロスを醸し出せていることであると私は感じました。

先ほども書いた通り、バンブーガーデンは高級路線のラブホテルでありガラス張りの浴室を除けば客室は到底ラブホには見えません。どこからどう見てもただの高級ホテルで御座います。

ところがそこにガラス張りの浴室があるだけで、ここが健全なシティホテルではなく性と欲に塗れたラブホテルであることが否応なしに伝わるのです。

どれほど綺麗事を言おうとも、ラブホテルは基本的にセックスをするための場所でしょう。しかしベッドサイドに電マを置くような方法でラブホ感を主張しては、せっかくの高級感が台無しで御座います。

その点、ガラス張りの浴室は上品にエロスを主張することに成功していると言えるでしょう。

なおガラス張りとは言え、もちろん浴室には目隠し用のカーテンがあるのでご安心下さいませ。ガラス張りの浴室は豪華さやエロスの演出に役立っておりますが、実際に入浴する際は目隠しをすることも可能で御座います。

高級でありながらエロスがある

設備からアメニティの1つ1つに至るまで、バンブーガーデンの備品は高級感に溢れております。間違っても初々しい大学生カップルが足を運ぶような内装では御座いません。

しかし、高級路線に舵を切ったラブホテルは得てしてエロスの喪失という課題を生んでしまうと言えるでしょう。つまりシティホテルと見紛うほど豪華になった結果、部屋の内装が高級シティホテルとまるで同じになってしまい、高級ではあるがエロスがないホテルになってしまうので御座います。そうなってしまえば、言葉は悪くなりますが「高級シティホテルの劣化」というようなラブホテルになってしまうと言えるでしょう。

その点、バンブーガーデンはその問題をガラス張りの浴室という手段で解決しました。高級感のある雰囲気を壊さずに、それでいてエロスを失っておりません。「高級シティホテルの劣化」ではなく「高級なラブホテル」としてしっかり確立していると言えるでしょう。

もちろん部屋に電マを置いたり、鏡張りの天井を用意するようなラブホテルが悪いというわけでは御座いません。私自身、そういったラブホ感を全面に出しているラブホテルには好感を持っております。

しかし、そういった露骨なラブホ感は悪く言えば「幼稚なエロス」のようなものになってしまうのも否定できません。ツンデレ妹キャラに「べ、別にお兄ちゃんのことなんて全然好きじゃないんだからね!」と言わせるような安直さと言いますか、確かにエロスはあるのですが、どうしても性経験がまだ未熟な幼いセックスを彷彿とさせてしまうのです。もちろんそれはそれでとても趣きがあるのですが、少なくとも快楽を求めてお互いの身体を貪り合うセックスみたいなイメージにはならないでしょう。

その点、バンブーガーデンのバランスは絶妙で御座います。

高級シティホテルのような高級感を維持しながら、きちんとエロスも兼ね揃えている。私がバンブーガーデンで感じた理性を投げ捨てた大人のセックスの香りの原因なのだと思います。

恥じらいも外聞も捨てて、純粋にセックスを楽しめる空間。どんなにムードを作りたくなくても、ムードが生まれてしまう。普通のラブホではお笑い番組を見て爆笑しているカップルでも、バンブーガーデンではそんなことにはなりません。

【飲み放題】ビールサーバー完備!

さて、それではバンブーガーデンの魅力を解説させて頂きます。

お部屋に入って、まず目に付くのがこのドーム状の謎の物体

居酒屋なんかで見覚えがないことはございませんが、まさかまさか。ここはラブホのお部屋。そんなものがあって良いはずが御座いません。

そう、これビールサーバーで御座います。

中に入っているのはシンガポールのタイガービール。きめ細かやかでスッキリした泡が魅力の人気ビールで御座います。

そしてこんなものがお部屋にあるということは……その通りで、もちろんこのビールは飲み放題になっております。

居酒屋で飲めば1杯7〜800円はしそうなビールが何杯飲んでも無料。さすがにそんな方はいらっしゃらないと思いますが、万が一ビールサーバーの中身を全て飲み干してしまった場合でも、無料でおかわりのサーバーがお部屋まで届きます。

ビールだけじゃない……

お部屋の中の無料ドリンクはビールだけでは御座いません。備え付けの冷蔵庫には「とりあえず入るだけ詰め込みました」と言わんばかりに大量の無料ドリンクの数々。

500mlの水×2
コーラ×1
ペリエ(炭酸水)×2
缶ビール×2
ビールグラス×2

普通のラブホテルなら水1本、気の利いたホテルでも水が2本という中で、バンブーガーデンの無料ドリンクの数は圧倒的。正直、同業としてドン引きするレベルで御座います。百歩譲ってコーラはまだしもビールやペリエは4〜500円取って売ってるラブホテルが普通。大盤振る舞いなんて次元では御座いません。

「飲み物のサービスは良いとして、食べ物は?」と思っていると届くのが無料のフルーツ。今はクリスマスということでクリスマス仕様になっているようですが、これもまた無料。何かのイベントというわけでなく、365日このレベルのフルーツ盛り合わせが無料でサービスしてもらえます。

ちなみに夏はこんな感じでした

クリスマスでも予約OK!ただし……

いよいよ今年も12月。

我々ラブホテル業界にとって最も忙しい1ヶ月で御座いますが、特にクリスマス前後は連日満室が続くデスマーチになっております。

さて、クリスマスのラブホテルが混雑することは皆様もご存知のことでしょう。特に渋谷あたりのラブホテルになると、ホテルの前に長蛇の列が出来ることも珍しいことでは御座いません。

そんな中、異彩を放つラブホテル。それがホテルバンブーガーデンで御座います。

なんとクリスマスでも大晦日でも予約が可能。これはラブホ業界としては極めて異質のことであり、バンブーガーデン以外にこのシステムを採用しているホテルはほとんど存在しないでしょう。

お客様を困らせている立場の者として、こんなことを言うのは失礼だとは思いますが、12月の夜にホテルの前に並ぶなんて苦行以外のなにものでも御座いません。ですのでクリスマスや年末年始にラブホテルを利用するご予定のある方は、バンブーガーデンの予約をすることを強くオススメさせて頂きます。

 

ただし、この記事を書いている時点で予約はかなり埋まっておりましたので、皆様どうかお早めに……

 

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