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彼氏からの連絡頻度が減っても大丈夫な理由|増えたら危険!

【ご質問】

彼氏と付き合って半年を迎えようとしているのですが、LINEの返信頻度が格段に少なくなってしまいました。

今までは長文LINEを最低でも2往復は毎日してくれていたのですが、ここ数日1日おきに1回くらいの連絡頻度になってしまいました…もうわたしのこと嫌いになってしまったのでしょうか?(男性経験が少ないためよく分からず困っています…)

【回答】

ご質問誠に有難うございます。

私は18歳の時、大学進学とともに一人暮らしを始めました。

1人暮らしを始めたばかりの頃は両親から毎日のように電話が来ていたもので御座います。「ちゃんとやってるのか」「外食ばかりしていないか」「お金は足りているか」などなど、一人暮らしをされた経験がある方の多くが通るであろう道を私も通っておりました。

しかし半年も経たないうちに両親から電話が来る頻度は激減。今では半年に1度連絡が来るか来ないかというほどになってしまいました。

それでは私の両親は私のことを嫌いになったのでしょうか。

幸運にも私は子供を愛する両親の元に生まれた自負が御座います。おそらくは今だって昔と同じように私のことを愛してくれていることでしょう。

私の両親が私にマメな連絡をしなくなったのは、私のことを嫌いになったからでは御座いません。そうではなく「もう心配しなくても良いだろう」と安心をしたからなので御座います。

減ったのではなく戻った

男性はどれほど仲の良い親友であっても、基本的に用がなければ連絡を致しません。

つまり男性にとっては「連絡がない」という状態こそが普通のことなのです。マメな連絡をしている状態の方が異常事態であり、ろくに連絡がない状態こそが平常であると言えるでしょう。

ですので彼氏からの連絡が減ったのであれば、それは「連絡頻度が減った」のではなく「連絡頻度が戻った」と考えるべきなので御座います。

そして以前よりは連絡頻度が減ったとは言え、彼氏様がご質問者様以外の方と連絡をしている頻度を考えれば、おそらく圧倒的にご質問者様に多くの連絡をしていることでしょう。

そもそも彼と知り合う前、当然のことですが彼氏様はご質問者様に一切連絡をしていなかったので御座います。その時に比べれば数日置きに1通という連絡頻度でも格段に増えていると言えるでしょう。

ご質問者様が現在感じていること

現実

どうして戻ったのか

彼の連絡頻度は「減った」のではなく「戻った」ので御座います。

例えば去年の夏が例年に比べて格別に暑かったとしましょう。各地で40度を超え、館林と熊谷が「日本一暑い街」の称号を賭けて勝負を繰り広げる。そんな夏だったと致します。

それでは今年の夏が例年通りの気温になったら、ご質問者様は「なぜ今年は寒くなったのか?」と考えるでしょうか?

そんなことは御座いません。去年が異常で今年は普通なのですから、ご質問者様は「なぜ去年は異常に暑かったのか」と考えることでしょう。

男性の連絡頻度もこれと同じ考え方をしなくてはなりません。そもそも論として男性はろくに連絡をしないのです。ですのでこの問題を考えるときは「なぜ連絡頻度が減ったのか」ではなく「なぜ付き合い経ての頃は連絡頻度が多かったのか」と考えなくてはなりません。

冒頭で申し上げた通り、私が18歳で1人暮らしを始めると母親は毎日のように私に連絡をして来ました。しかし私が1人暮らしを始める前の17年間は母親が毎日連絡するようなことはなかったのです。

つまり「毎日のように連絡する」という状態こそが異常事態、そしてそれは「息子が新生活に馴染めるか不安だったから」という事情があったからに他なりません。

ですのでその理由がなくなれば、母親からの連絡頻度が減るのは当然のことでしょう。そこに「息子に興味がなくなった」とか「嫌いになった」というような事情は御座いません。

「彼氏の連絡頻度減少問題」も構造的にはこれと全く同じで御座います。

彼氏様は恋愛初期は何かしらの事情があったからこそ連絡頻度が上昇していただけで、その事情が無くなれば連絡頻度が前と同じような状態に戻るのは当然のことでしょう。「嫌いになった」とか「興味がなくなった」という事情は本質的に関係ございません。

それでは恋愛初期に存在した「事情」とは一体何なのでしょうか。

これはほぼ間違いなく「不安」で御座います。

恋愛初期、特に付き合うまでの間は男性もまた非常に不安で御座います。相手の女性が自分のことを好いているのか、好いているにしてもその好意は付き合うほどのものなのか、仮に付き合えたとしてもすぐに振られる程度の好意ではないのか。

そんな不安があるからこそ、男性はそれを確かめるためにたくさん連絡を取るようになるので御座います。そして相手の好意があると安心すると、その事情はなくなり男性は連絡頻度を戻すのでしょう。

ですので「彼氏からの連絡頻度が減ったのは私のことが嫌いになったからではないか?」という不安は杞憂で御座います。

彼氏様の連絡頻度はご質問者様のことが好きか嫌いかで決まりません。彼氏様の不安度で連絡頻度は決まるので御座います。

私の両親が1人暮らし初期に過剰に連絡して来たのと全く同じ事情でしょう。息子の初めての1人暮らしを不安に思っていたからこそ連絡頻度が上がり、ある程度時間が経ったことで安心したことにより連絡頻度が元の状態に戻ったので御座います。

彼氏は別に忙しくない

「彼氏の連絡頻度が減ったのは忙しいからか、もしくは飽きたから」

ネットで「彼氏 連絡頻度」と検索するとこんな回答がたくさん存在しますが、この回答を信じるほど危険なことはないでしょう。

何度も申し上げている通り、連絡頻度は「減った」のではなく「戻った」ので御座います。つまり「増えていた理由」はあっても「減った理由」は御座いません。強いて言えば「頻繁に連絡をする事情がなくなったから」というだけのことなので御座います。

しかし「彼氏の連絡頻度が減ったのは忙しいからか、もしくは飽きたから」という理論を信じてしまったらどうなるでしょうか?

間違いなく「彼氏は自分に飽きた」という結論に到達することでしょう。何故ならば「彼が飽きていない」という証拠を見つけることはほぼほぼ不可能であるのに対して、「彼がそこまで忙しくない」という証拠を見つけるのは非常に簡単だからで御座います。彼が友人と遊んでいるのを見るだけで、簡単に「彼はそこまで忙しくない」という結論を導き出せることでしょう。

そして「飽きた」と「忙しい」の2つしか理由がない以上「忙しくない=飽きた」ということになってしまうのです。

連絡頻度を上げるだけなら簡単

さて、もしも彼氏様からの連絡頻度を上げたいだけであれば、彼氏様を不安にさせると良いでしょう。

人間は不安になると連絡を取る生き物で御座います。こちらからの連絡を絶ってみたり、別の男性と遊んでいるような話を遠回しにすれば彼からの連絡頻度を上げることは簡単でしょう。

ただし、その方法を取った場合、彼からの連絡頻度と引き換えに好意を失うのは間違いありません。

そんな方法で彼氏様からの連絡頻度が増えたからといって、一体なんの意味があるのでしょうか。

そもそもご質問者様がこうして不安になっているのは「連絡が来ないから」では御座いません。ご質問者様は「連絡頻度が減った」という現象から「彼が私のことを嫌いになった」と推測して不安になっているので御座います。

どうかご安心くださいませ。彼の連絡頻度が減ったのは「彼の不安が減ったから」であり、ご質問者様への好意が減ったからでは御座いません。

「好意があるのであれば、連絡をするはずだ」という前提自体が間違っているので御座います。その前提が正しいのであれば、ご質問者様のことが大好きな私はご質問者様に毎晩おやすみメールを送らなくてはなりません。

また「男性はメールをすることが出来る生き物である」という前提もかなり怪しいと考えた方が良いでしょう。例えば私の実家では犬を飼っているのですが、この犬は10年以上も生きていながら私にメールをしたことが1度たりとも御座いません。それでは私の実家の犬は私のことが嫌いなのでしょうか。

そんなことは御座いません。犬はメールなんて打てないのですから、好意に関係なくメールをするはずがないので御座います。

もちろん男性は私の家の犬とは違いメールをすることが出来なくはありませんが、多くの男性は継続的にメールをマメにし続けることが出来る能力は御座いません。

最初から「出来ないもの」と分かっていれば、連絡が来なくても驚くことも不安になることもないでしょう。

警戒すべきは連絡頻度が増えたとき

連絡頻度が下がっても、それはおかしなことではない。だからそこまで不安になることはない。

私がこのように主張するのは、もちろんご質問者様の不安を軽減したいという理由も御座いますが、それ以上にそのような不安を感じていると本当の問題を見過ごしてしまうからで御座います。

再三になって申し訳ございませんが、男性というのは基本的に連絡をしない生き物で御座います。

ですので連絡頻度が減ることはそこまで不思議なことでは御座いません。

一方で問題なのが連絡頻度が増えたとき。

おそらく彼氏様から連絡頻度が増えたら、ご質問者様は自分が愛されていると感じ安心されることでしょう。

しかしそれこそが問題なので御座います。

連絡頻度が減ることに理由は御座いません。ですが連絡頻度が増えることには明確な理由が存在するのです。そしてそれは多くの場合において「彼女のことが大好きだから」という理由では御座いません。

「便りがないのは良い知らせ」という諺が御座いますが、男性の連絡頻度に関して言えばこの言葉はほぼほぼ真理と考えて問題ないでしょう。男性が急に連絡をしてきたら、それは基本的に何かしら良くないことが起こっているので御座います。

例えば男性は浮気をすると、彼女への連絡頻度が急増する傾向が御座います。それは自分が浮気をしている罪悪感を払拭するため。つまり不安を感じているので御座います。

また仕事や人生でかなり凹んでしまった時も彼女への連絡頻度が急増することがあるでしょう。人間は自分が弱っていると人に連絡をする生き物なので御座います。

いずれにしても男性の連絡頻度が増えたら、そこにはあまり好ましくない事情があると考えた方が良いでしょう。

ご質問者様に妙な不安のタネを与えてしまって申し訳ないのですが、「連絡頻度が下がった」なんていうことで不安になってはいけないのです。ご質問者様が真に不安を感じるべきなのは「連絡頻度が下がった時」ではなく「連絡頻度が上がった時」なので御座います。

幸いにして、今の彼氏様は連絡頻度が下がっているようですが、もしも今後彼氏様からの連絡頻度が急増するようなことがあったら、どうかその際は彼氏様に何があったのか不安に考えてくださいませ。