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ナンパを撃退する方法【上手いこと言った風は絶対にやめろ!】

敵がどれか分からない

このようにナンパ師には3種類のタイプが存在するのですが、それぞれに効果的な対処法を語ることは致しません。

何故ならば、女性目線では相手の男性がどのタイプなのか判断することが出来ないからで御座います。

もしも相手のタイプを判断することが出来るのであれば、タイプごとの対処法を考えても良いでしょう。

しかしナンパは基本的にいきなりやってきます。

そんなタイミングで相手がどのタイプのナンパ師なのかを判断するのはほぼほぼ不可能なので、それぞれの対処法を考えても意味がありません。

上手いこと言った風の断り方は何故問題なのか?

それでは「上手いこと言った風」の断り方がなぜ問題なのかということを解説させて頂きましょう。

まずはプロにこの断り方を使った場合ですが、プロの優秀さを舐めてはいけません。

彼らは何百何千回と女性に声をかけているので、大抵のパターンに即座に対応が出来るのです。

皆様が斬新だと思っているナンパの断り方は、ほとんどの場合において、すでに別の誰かがやっている断り方だと考えた方が良いでしょう。

そして彼らは失敗するたびに「どう切り返せば良かったか」ということを真剣に考えているのです。

私は彼らほどのプロでは御座いませんが、先ほどの上手い返しにプロがどのように答えるかを解説させて頂きましょう。

「あなた……私が見えるの?」

「え!?もしかして幽霊なの!? まじで!初めて見た! あんまり人と喋る機会なくて寂しいでしょ?ちょっとお茶しよ?って飲めるのかな?笑」

「実はニューハーフなんです」

「まじで!?見えないね! 実はここだけの話、俺、男も好きなんだよね笑」

※本当にニューハーフだった場合、それが発覚してから逃げればいいので「女の子が嘘を付いている」という前提で会話を進める。

「これから彼氏と待ち合わせだからそれでもいいなら来る?」

「OK!じゃあ俺がお兄さん役で「うちの妹に手を出した男は貴様か!」ってやるね笑」

※ニューハーフの時と同じく、本当に彼氏と待ち合わせならその後逃げればいいので「女の子が嘘をついてる」という前提で会話を進める

「私はレズです」

「やっぱり?実は俺もゲイなんだよね。なんとなく分かっちゃうんだよね〜。ちょっと話そうよ」

※ニューハーフの時と同じく、本当に(以下略

「私、性病ありますけどいいですか?」

「何エロいこと考えてんの?笑 俺がエロいことするために声かけたと思った?」

※ニューハーフの時と同じく(以下略

「今からお祈りに行かないといけないんです」

「偶然!俺も祈りに行くとこ!」

※ニューハーフ(以下略

「これから帝国ホテルに行くんだけど」

「奇遇だね。俺もそこに泊まってるんだ。迷ったから案内してくれない?」

※ニューハー(以下略

「あなたタイプだけどその服だけが好みじゃないから着替えてからもう一度声かけてね」

「まじかー良いセンスだと思ったんだけどな。そうだ!そこにショップあるから選んでよ!」

※ニュー(以下略

「(1人?と聞いてきた男に対して)お腹にもう1人」

「え!?まじ!?ちょっと音聞いても良いすか!?」

※(以下略

「あー!久しぶり〜!元気だった?(と言って主導権を握って断る)」

「久しぶりー元気元気!最近どう?」

※私が見つけた中で、もっとも悪い断り方がこれです。他の断り方はまだしも、この断り方だけは絶対にしないでください。訪問販売の詐欺師に「まぁまぁとりあえず上がってください」というレベルで最悪です。

 

このように彼らは「上手いこと言った風」の返しに簡単に対応してきます。

 

 

次にビギナーについて考えてみましょう。

ビギナーはプロほどの経験がないので、このような「上手いこと言った風」の断り方に上手に対応することが出来ません。

しかし上手に対応出来ないからと言って問題がないかと言えば全く別問題で御座います。

ビギナーの最大の問題点。

それは逆上で御座います。

特に酒の勢いでナンパをするようなビギナーは最悪で、このような上手い返しをすると逆上する可能性が格段に上がってしまうと言えるでしょう。

何故ならば「上手いこと言った風」の断り方は相手に劣等感を与えてしまうから。

「上手いこと言った風の断り方」の最大の欠点は「相手に「バカにされている」という感覚を与えてしまう」ということなのです。

1つ質問をさせて頂きましょう。

先ほど紹介させて頂いた「私のこと見えるの?」という断り方を聞いたときに、皆様はどう感じましたか?

その言葉を言われてオロオロする男性を想像して、笑ったのではないでしょうか?

非常に理不尽な話であるのは重々承知しておりますが、それはつまりこの断り方が「相手を笑い者にしている断り方」であることに他なりません。

理不尽なことは百も千も承知しております。

しかし理不尽であろうと相手がそう感じ、逆上する可能性を格段にあげてしまうことだけは間違いありません。

 

そして最後に狂人の話をしましょう。

狂人は色々とヤバいので友達も恋人もおりません。

そんな人間にとって返事が来る人間はそれだけで貴重な存在なのです。

つまり極端な話をすれば「死ね」だろうが「消えろ」だろうが、彼らにとっては貴重な存在に他なりません。

上手いこと言った風の断り方なんて、彼らにとってはご褒美なのです。

 

ここで1つポーカーの格言を紹介しましょう。

「ブラフは上手い相手にしか通用しない」

上手いプレイヤーは相手がブラフを仕掛けてきたときに、それがブラフかどうかを考えて、時には判断を誤ることもあるでしょう。

しかし下手なプレイヤーは相手のことなんて何にも考えていないので、ブラフをしようがしなかろうが判断が変わらないのです。

つまり狂人に対して「私は性病があります」と言っても「可愛いねぇ、ご飯行こ」というような、会話が噛み合っていない返事しかきません。

上手いことを言って断ることが出来るのは、そこそこまともな相手だけなのです。

狂人にテクニックは通用しません。

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