【回答】
ご質問誠に有難う御座います。
人間は基本的に曖昧な生き物で御座います。
例えば皆様は何かしらのカバンをお持ちのことでしょうが、そのカバンのブランドはお好きでしょうか?
明確に「嫌い!」という方はほとんどいないでしょうが、逆に「このブランド以外は嫌!」というほど好きな方もほとんどいないことでしょう。
ブランドにしても食べ物にしても人間関係にしても、人間は基本的に「曖昧」で御座います。「明確に好きな物」も「明確に嫌いな物」も全体から見れば少数で、ほとんどの物事に対して我々人間は「どっちでもいい」という感情しか持ち合わせておりません。
「お互いに大好き」な恋愛は少ない
誰かと誰かが付き合うとき、お互いがお互いに「大好き!」ということはあまり御座いません。
大抵の場合、どちらか片方が「大好き」で、もう1人が「どちらでもない」くらいの感情であることがほとんどなのです。
お互いがお互いに「この人と付き合いたい!」というような強い感情を持っていることなど、極めて稀な場合に過ぎません。
一般的に男性側が「この人と付き合いたい!」という強い感情を持っていて、男性がグイグイとリードをすることでカップルが誕生するパターンが最も多いと言えるでしょう。
おそらく皆様の周りのカップルを見ても「男性側」が様々なアクションを起こしてカップルになる場合が多いことと思います。
さて、そのように男性側がリードをして恋愛になる場合ですが、現実問題として恋人になるまでの間、女性からアクションが起こることはほとんど御座いません。
例えば2回目のデートで手を繋ぎ、3回目のデートでキスをして、4回目のデートでセックスをし、5回目のデートで付き合うことになったとしましょう。
この場合、
初回のデートに誘うのも男性。
初回のデート後に、次のデートに誘うのも男性。
2回目のデートで手をつなぐようにアクションを起こすのも男性。
3回目のデートに誘うのも男性。
3回目のデートでキスをするのも男性。
4回目のデートに誘うのも、4回目のデートでセックスに誘うのも、5回目のデートに誘うのも、「付き合おう」と言うのも全て男性がリードをすることになるのです。
それもそのはずで、この場合女性は強い気持ちで「この人と付き合いたい」などとは思っていないのです。ですので「1回目のデートは自分が誘ったから、2回目は彼女から誘うべきだ」などという謎の平等論は一切役に立ちません。
2回目のデートに誘わなければ「まぁ「誘われたら行く」くらいのつもりだったし、誘われないなら別にいっか」となってしまうだけで御座います。