気持ちを何でも言語化できるわけではない!
人は感情で動く生き物で御座います。
ですが、ここで問題になるのは感情の中で言葉に出来るものなど一部に過ぎない、ということ。
確かに日本語にはたくさんの「感情を表す言葉」が御座います。
しかし、人間の感情は0か100ではないのです。
「悲しいと言えば悲しいんだけど、悲しくないと言えば悲しくない」とか「恋人ができて嬉しい、試験に合格して嬉しい、でもこの2つの嬉しいは言葉こそ同じだけど全く違う感情だ」というように、完全に正確に感情を表現する言葉が存在することの方が珍しいでしょう。
私たちは、自分が感じている感情の中で、その感情に最も似ている言葉を口にしているに過ぎないのです。
ですので「口にしている言葉」と「感情」には必ず乖離(かいり)があると言えるでしょう。
ところが、現実的な話をすれば「乖離(かいり)」程度であればまだマシで「自分の感情もよく分かっていないから、なんかそれっぽいものを選んだ」ということだってたくさん御座います。
例えば「別れ話」であれば
別れたい、という気持ちは確かなものの、なぜ別れたいのか振る側すらよく判っていないことだってあると言えるでしょう。
「別れたいのは間違い無いんだけど、じゃあ何で別れたいのかって言えば・・・うーん?何となく?」
というような状態。
こういう状態の時に理由を口にしないといけなくなると、人間は多くの場合で、適当な理由を口にしてしまいます。
「なぜかわからないけどこれかなぁ?」という感じで選ぶのです。
もちろん根幹には「嫌い」とか「好きな人ができた」という気持ちがあるのですが、本人すらそのことをよく理解していない状況でよく見られる現象でしょう。
多分、忙しいのはオマケ
さて、今回のご質問者様の彼氏の話に戻りましょう。
おそらく、彼氏様が別れを切り出した理由は「忙しい」はオマケで、本質的には「他に好きな人ができた」か「ご質問者様のことを(異性として)好きではなくなった」かのいずれかと思います。
ただ現状では「別れた後、彼女が出来てました」というような内容が御座いませんので、確率としては「ご質問者様のことを好きではなくなった」という可能性が高いのでは無いかと推測しております。
ということは「就活が終わるかどうか」ということは、そこまで重要な話ではなく「異性として好きか嫌いか」こそが復縁のキーになるのではないでしょうか?
そして少なくとも今の段階では彼氏様はご質問者様のことをあまり好いてはいない、それならば復縁の可能性は低いと言わざるを得ないでしょう。
復縁はやめた方がいい
私がどれだけ「復縁はダメ」と言ったとしても、ご質問者様がそう簡単に彼氏様のことを諦められないことは重々承知で御座います。
ですが、それでも最後に1度だけお伝えさせて頂きます。
復縁を望んでもロクなことがない!
というわけで忠告はおしまいにしましょう。
正直に言えば、私は復縁に関しては極めて否定的なので、ほとんどアドバイスは出来ないのですが、どうしても1つだけお伝えしたいことが御座います。
それは、体を使って復縁しようとするとセフレになる、ということ。
このことだけはどうか心に刻んで頂きたく思います。