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【お悩み相談第39回】平等より大事なもの

【ご質問】

私は年功序列などの「立場の上下は実力以外で決まる」考え方が好きではありません。

そもそも立場の上下というものが嫌いです。早く産まれたか遅く産まれたかというのは僅かな誤差でしかありませんし、上司部下や先輩後輩、親子というのもただの役割でしかなくて、同じ人間なのだから互いに敬意を持って接すればいいのに、どうにも人は自分が誰かよりも立場が上の人間であり、立場が下の人間に威張り腐って彼らに自分の機嫌をとらせないと気が済まないようです。

私は実力主義こそが全ての人にチャンスを本当の意味で平等に与える考え方だと思うので、そんなに人間関係で上下を決めたいなら実力で決めればいいと思うのですが「親に対してその態度は何だ」「若造のくせに生意気だ」「(俺が先輩なのだから)俺が正しい」などと言い、客観的に自分が正当でないとなるとすぐに年齢や立場を使って人を従わせようとします。

たまに家族などの身近な人間関係に縛られて生きている人の話を聞くと、時代錯誤甚だしく感じ非常に胸糞悪くなります。実力主義ならば理不尽な従属などは起きず、負けて従う時も「負けたのだから悪い」という根拠が成立します。

私は自分に理があると思ったら「立場なんて知るかよ」と反論したり争ったりするのですが、どうにも全然勝てません。どうやっても自分が不利な条件を呑まされたり、悪いのは自分ということになります。

自分は誰にも従いたくないし誰も従わせたくありません。皆が自由に生きて、それぞれが互いに立場を理解し尊重すればいいと思っています。

でも、そんな自分の考えは理解してもらえず、従わせられている人々は闘争を避け安寧を求め、理不尽に無能な支配者の言いなりになり続けることも知っています。

私が幸せに生きるためには、自分の考え方を変えるしかないのでしょうか?

私がいずれ老いて、年齢や立場が上になった時は人を顎で使う卑しい人間にならなければ幸せではないのでしょうか?

人を従わせるのも嫌だが人に従うのも嫌だ、自由に生きたいという私の願いは叶わないものなのでしょうか。

※捕捉 個人情報に関する場所を削除しておりますが、ご質問者様は大学生です。

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