【お悩み相談第7回】母親という気の狂った生き物

【ご質問】

はじめまして。

私は現在、関東近郊の実家から都内の大学にかよっている学生です。

しかし、門限が厳しく、たとえ好みの男性とバーなどでいい雰囲気になっても11時には家に向かって出発しなければならず、朝帰りなんてもってのほかです。けれど、正直そういう関係を持ってみたくて……。いったいどのようにすればいいのでしょうか? 

【回答】

ご質問誠に有難う御座います。

別段”そういうこと”をするからと言って、朝帰りをする必要も御座いません。BARで会い、良い雰囲気になった男性と連絡先でも交換して、休みの日に朝からデートをすれば良いのです

なんていうまともな解決策は今回のお悩みに置いて何1つ役に立ったりは致しません。

確かに、ご質問者様の「そういう関係を持ってみたい」という悩みだけを解決するのであれば、先のような回答で十分かもしれませんが、もう少し踏み込んだ話をさせて頂ければと思います。 

さて、そもそも論になりますが、今回のご質問者様のご両親様はいったい何故「門限」を決めているのでしょうか?

色々と理由を考えればキリがありませんが、突き詰めれば「娘の貞操が心配」という一言に尽きるでしょう。

大学なんていう場所は良いか悪いかはともかくとして、性において物凄く奔放な空間です。両親からすれば大事な一人娘を性の野獣のような男がたくさんいる場所に行かせるのが不安で仕方がない。そんな理由があるのでしょう。

しかし、もし本当に貞操を守りたいのであれば、今の世の中において門限なんていうものを決めたところであまり意味は御座いません。

なぜなら先ほど私がお伝えしたように、それこそ朝早くからデートをしてランチの後、お昼頃からラブホに入ってしまえば、門限なんていうものを一切破らずに”そういうこと”をすることが可能だから。もし本当に貞操を守らせようと思ったら監禁するくらいしか方法はないのです。

まさに箱入り娘といったところでしょう。

さて、今回のご質問者様のように「門限」についてお悩みの方からのご質問は少なくなく、平成も終わるかと言える今日であっても「門限制」を適用している家が多いのだと感じます。

そもそも、箱入り娘というような文化が成立していた要因には間違いなく「お見合い文化」が御座いました。娘が家から一歩も出なくとも、結婚相手を必ず斡旋することが出来る時代であったから、もっと言えば結婚相手が許嫁として幼い頃から決まっていたから、門限を厳しくした箱入り娘でも結婚が出来たのです。

しかし、恋愛結婚が主流の今日。

門限の厳しい箱入り娘は結婚において圧倒的に不利であると言わざるを得ません。

お父様、お母様。

ご質問者様はすでに大学生なのです。一体いつまで門限の厳しい箱入り娘にしておくおつもりでしょうか?

百歩譲って、お見合い結婚の相手をいくらでも斡旋できる能力を持っているならばまだしも、そうでないのなら確実に娘さんは結婚のレースにおいて遅れを取ることでしょう。

確かに、この世界には「悪い虫」と呼ばれるような男がたくさんいることは間違い御座いません。

しかしだからと言って、悪い虫から隔離するのではなく、そういう虫の扱いを経験させるという方がずっと現代に即していますし、教育であると言えると思います。

ナイフが危険だからと言って、ナイフを禁止にするのではなくナイフの使い方を教える

これは私がとても好きな言葉で御座います。

残念ながら、今日では悪い虫がつかないようにする、という教育方針は極めて時代遅れになってしまっていると言わざるを得ないのです。

という意見が通じることはない

と門限文化が間違っているという意見を述べさせて頂きましたが、この意見でご質問者様のご両親様が教育方針を変える可能性は限りなく0に近いでしょう。

通じるわけがないのです。そもそも私の意見だけが正しいなんてことはあり得ませんし、仮に私の意見が100%正しかったとしても、それでもなお、人は意見を変えたりは致しません。

確かに私は今回、基本的にご質問者様の物の考え方に同意をしております。BARで仲良くなった男性と”そういうこと”をしたいというお気持ちも判りますし、今の時代の状況を考えれば、そこで”そういうこと”をすることは全くもっておかしなことだとも思いません。

むしろ、結婚するまで処女という方が今日の社会情勢を考えればずっとレアでしょう。しかも「レア」だからと言って、そのことに「価値」があるともあまり思えません。

ですが、そんな論理など今回のご質問においては少しも重要ではありません。

両親は、特に「母親」という生き物は

気が狂っているのです。

10 件のコメント

  • 貞操の心配以外にも「トラブルに巻き込まれるのを防ぐため」という目的もあるのではないでしょうか。

    実際にどうなのかは存じませんが、夜、特に深夜にひったくりや強姦、飲酒者によるトラブルなどが多そうなイメージがあります。昼間でしたら周囲の人に助けを求めることもできるでしょうが、深夜人気のない場所ではそうはいきません。そういった危険性を少しでも下げたいという意図もあるのではないかと思います。
    また、近所の目というものもあるのかもしれません。おそらく多くの方が、いつも深夜や早朝までふらふら遊び歩いている人を良識ある人間だとは思わないでしょう。近所から、遊び歩いてばかりいる娘のいる家と思われないためにも門限を設けている可能性もあります。

    正直なところ、私は、娘の貞操を守るという意図は薄いのではないかと考えています。

    上野さんもおっしゃる通り、”そういうこと”をしようと思えば何も深夜でなくとも行えます。また、初体験の年齢が若年化しているご時世でもあります。ご両親が、そういったことを理解しているのであれば、むしろ門限に込められた意図は
    「年も年だから”そういうこと”をするのはある程度しかたないとして、もしするなら、私達親が娘を預けても安心できるような人になるべく遅くならないうちに送ってもらいなさい」
    ではないでしょうか。

    私の周囲の門限のある女友達では、昔からの男友達など、その娘の親からある程度信用されている人に送ってもらえるのであれば門限以降も外出を許されている人がほとんどです。

    もしどうしても夜に”そういうこと”をしたいのであれば、親の信頼を勝ち取ることのできる彼氏を作り、その方をご両親に紹介したうえで宿泊アリのデートなどされてはいかがでしょう。

    どこの馬の骨とも知れない男というわけではないので、ご両親も比較的寛容になるのではないでしょうか。
    また、これは上野さんのおっしゃる親の保護を断ち切る要素にもなるかと思います。

    もし今後交際される男性と、ある程度真剣にお付き合いされることをお考えでしたら、両親へ紹介し、彼氏とご両親の間で信頼関係を築くというのも使えない方法ではないと思います。

    長文失礼しました。

  • 私も母親に対してあまり優しい方、礼儀正しい方ではありません。仲が悪いわけではないですがたまに「よくこんな娘にここまで尽くそうと思えるわね」と母に言います。母は「子供にはできちゃうんだよね~」と返します。
    私は「自分みたいな子が生まれたら憎たらしくてやってられない。どんな子が生まれるかもわからないのによく生むよなぁ。どんな子が生まれても余生の半分の金と体力と時間を費やさねばならないなんて…しかもリタイヤ不可能なんて”詳しい内容がわからない一生の契約”をするようなものじゃない。それを喜んでやろうと思わせる”本能”って怖い。」なんて考えてしまいます。まぁ残念ながらリタイヤする親もいますけどね…。
    だから「母親という気が狂った生き物」という表現はものすっごくよくわかります。というか私以外にそんなことを考えてる人は初めて見たので「だ、だよね!?」と謎の感動すら湧きあがりました(笑)

  • 母親が気狂ということにとても同意します。
    全員がそうではないにしろ、私の母親はこのお話のように気狂の親でよかったなと思います。
    なんたって死なない限りは尽くしてくれるわけですからこちらもやりたい放題です。
    一生寄生して生きていきたい。
    まあ親の方が先に死ぬでしょうが、それまでは暴利をむさぼり続けたいです。

  • 毒に苦しめられる者には辛いコラムでしたが、最後の一文で救われました。
    狂うほど愛される子どもばかりではないと知っている人がいる、それだけでも救われます。

  • 若いのにここまで深く考えられる上野さんは、本当に凄い方だなと尊敬します。
    だけど、一つだけ訂正して頂きたい点が…

    気狂いなのは『母親』ではなく『親』なのです。

    最後に『世の中にいる母親の中には、自分の子供に対して愛情を持ってない方も…』と言ってますが、それはまず親じゃないです。
    親になれていない、ただの女です。

    基本的に、自分の責任を持つだけでも大変なのに、善悪の判断が付くまで、その人間の責任を持つ。
    それが出来る、しようとする姿勢を持っている人達が『親』なんです。

    だから、性別とか 母とか 父とか 関係ない。
    どっちの方がより気狂いだ とかもない。

    正気とは思えない程の愛情を与えてくれる。
    気狂いな程の愛情で守り縛ってくる。。
    それが 親 という生き物です。

    と、父子家庭で育った愚娘の戯れ言です。

  • ありきたりな感想ですが、自分のことのように思えました。明日から仕事頑張って、今度母親と2人でお茶でもしようと思います。

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